『銀河鉄道999(TV版)』を全話語りたい!(第38話)

第38話 卑怯者の長老帝国



脚本:山浦弘靖
演出:大谷恒清
作画監督:西城明
1979年6月21日放送


前停車駅:ミーくんの命の館
次停車駅:霧の都

登場列車:銀河超特急999 地下鉄
     



-この回の予告-

「長老は城砦を築いた。
他人を信じない壁で、自分を防御する鎧戸で。

しかし、長老は牢獄も築いた。
自分を閉じ込める壁で、他人から孤立する格子戸で。

次回の銀河鉄道999は
“卑怯者の長老帝国"に停まります」




-グッと来たセリフ-

「本来なら車掌は無断で車両を離れるわけには…
でも、乗客に対する責任もあります、ハイ(車掌)」




-あらすじ-

銀河超特急999号の空間軌道に異常が発生し、
激しい振動に列車はさらされ、鉄道管理局から
運航中止の打診がされるも時すでに遅し、

客車は脱線、編成は分解され、転覆した車両もある中、
鉄郎たちの車両は眼下の奇妙な惑星へと吸い寄せられていく。

そこは、本来であれば次の停車駅にあたる
"卑怯者の長老星"であった


鉄道ダイヤ情報 2020年12月号[雑誌]《有楽町・半蔵門線、日比谷線》
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-感想-

今回の"グッと来たセリフ"は、
シリーズ初期の規則に冷徹に従う
杓子定規の対応しかしなかった

車掌さんのセリフとは思えない
”人命優先”の姿勢から思わず選んで
しまったのですけど、

肝心の物語の方は、
色々なテーマが絡み合い過ぎて
まとまりに欠けるような印象でしたね。

話の筋的には
「降伏すればよいのでは?」
といった感じでもありましたし、

乗客の安全が確保できたなら、
星を破壊しなければならない必要性は
ないようにも思うので

ちょっと強引な物語運びだったようにも思います。




個人的な感想でいえば、
若い身体を欲しがったエルムカデ大統領の
気持ちはわからないでもないな、

といった感じでしょうか。

要するに命が永遠に続くことよりも、
もう一度人生のやり直しがしたい、
だからこそ若い身体が欲しい、

そんな心境なんじゃないかと思います。

その辺を考えてみると、人を信用しないで生き続けた
自分の人生に何か心残りがあるようにも思いますね、
エルムカデ大統領は。




あと、余談ですが、
今回登場した"地下鉄"は東京メトロ有楽町線に
似ているような気がするのですけど、

ハテ? 999は遠い未来の話だったのでは
ないんでしょうかねぇ…?




-エピローグ-

卑怯者と言われても、真の卑怯者は滅多にいない。
大統領エルムカデだけは、本当の卑怯者だったと、
宇宙の歴史には記録されている
(ナレーションより)





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