『銀河鉄道999(TV版)』を全話語りたい!(第33話)

第33話 ウラトレスのネジの山



脚本:山浦弘靖
演出:西沢信孝
作画監督:飯野皓
1979年5月3日放送

前停車駅:かじられ星(旧駅名:甘い甘い星)
次停車駅:プレーテッドの魔女

登場列車:銀河超特急999




-この回の予告-

「たとえちっぽけでも、たとえ目立たなくとも、
一本のネジが欠けたなら、宇宙の仕組みも狂うだろう、
宇宙の動きも止まるだろう。

表を上げろ! 一本のネジ!
胸を張れ! 一本のネジ!

次回の銀河鉄道999は
“ウラトレスのネジの山”に停まります」




-グッと来たセリフ①-

「~鉄郎、私はこの星で一生ネジを作って暮らす女よ。

(中略)

明けても暮れても、年がら年中
同じネジばかり作って、

何の変化も無い、地味で孤独で
退屈な毎日…。

そう、言ってみれば、
あたし自身もネジみたいな女よ。

その他大勢の中の、一本のネジ…。

あたし、そんな人生はたくさん!
生きる以上なにか希望を持ちたかった!

それが、今やっと見つかったのよ!(ラセン)」




-グッと来たセリフ②-

「~鉄郎、あんたを自由にしてあげるわ。
それがあたしのせめてもの愛の証…。
元気でね(ラセン)」
 




-あらすじ-

漆黒の闇に輝きを照らす星屑の草原を疾走する
銀河超特急999であったが、突如として
激しい振動に襲われる。

車掌によると、車両を牽引する機関車に
原因不明のトラブルが発生したのだという。

そのため、999は停車時間の長い
次の停車駅ウラトレスでオーバーホールを
受けることになった。

ウラトレス星は、空も大地も
あらゆるところにネジが溢れた
惑星であった。

ダイドーハント(DAIDOHANT) 超低頭 タッピング ねじ デジタルパック [木材・薄鋼板用] 鉄・ニッケル めっき (呼び径d)3mm x (長さL)10mm (入数:12本) 10179184
ダイドーハント(DAIDOHANT) 超低頭 タッピング ねじ デジタルパック [木材・薄鋼板用] 鉄・ニッケル めっき (呼び径d)3mm x (長さL)10mm (入数:12本) 10179184


-感想-

なぜか今回の話は内容を全く覚えていなかったものの
やけに記憶に残っていたのですけど、

これは、確かかつて東京タワーで
イベント上映をされていた時に
見たような記憶があるからか、

再放送で観た際に強く印象に
残っていたせいなのか、

ちょっと理由がわからないんですけど
幼かったころの自分に強いインパクトを
焼き付けた話だったからなのかもしれません。




今回の話も、一見すると999の本筋から
離れたような話に見えるのですが、

もちろんそうではなくて、

生きながらえること、
それ自体が尊いのではなくて、

その命で何を為すかということが重要であり尊い
ということがおそらくはメインテーマと
なっているのでしょう。

そして、ここで"永遠の命"に対する
ひとつの答えが描かれていたのでは
ないかと思います。

たとえ、同じネジをひたすら作るだけの
毎日だとしても、

寸分の狂いもなく全く同じネジを
作れるということは、それはそれで
優れた一つの技術であり、

だからこそ、鉄郎はラセンが999用のネジを
作れると確信していたんじゃないでしょうかねぇ。




それにしても、今回の
グッと来たセリフなんですけど、

ここ最近の私の心境代弁してくれたかのようで(?!)
ちょっとドキッてしてしまいましたね。

押し寄せる年波にさらされて
すっかり気力が落ちてしまったアタシの
希望はどこにあるのかなぁ。




-エピローグ-

誰かが作った一本のネジが無かったら、
満足に動かないものが、この世にはある。

この無限の宇宙もそうした人々の汗の結晶で、
知らず知らず、結び合わされているのだろう。
鉄郎は思った。
(ナレーションより)


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