『銀河鉄道999(TV版)』を全話語りたい!(第27話)

第27話 雪の都の鬼子母神



脚本:藤川桂介
演出:井内秀治
作画監督:白鳥剣
1979年3月22日放送

前停車駅:昨日の歌を歌う星
次停車駅:かげろう星

登場列車:銀河超特急999 銀河特急プレアディス7号




-この回の予告-

「降り積もる雪の下で、貧しさが震えていた。
凍り付いた雪の下で、母の心が凍えていた。

母は悲しい鬼になった。
愛する不憫な我が子のために――――。

次回の銀河鉄道999は
“雪の都の鬼子母神”に停まります」




-グッと来たセリフ-

「~お母さんたちはいいのよ。
充分お食べ(星野加奈江)」




-あらすじ-

漆黒の闇を疾走する999の
次なる停車駅が近づいてくると、
列車の周りに雪がちらつき始めた。

この辺りは水蒸気が多く
それが凍って固体になるのだと
メーテルは言う。

車窓から流れる雪を目にする鉄郎は、
母との別れを思い出し、徐々に次なる停車駅で
降車する気が失せていった。


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-感想-

今回の話は、ベースとなった
"鬼子母神"の本来の話からは
ちょっと離れてしまって、

どちらかというと
芥川龍之介の"蜘蛛の糸"…とも
ちょっと違いますかね、やっぱり。

むしろ本来の"鬼子母神"の話に近いのは、
ひょっとしたら、メーテルとプロメシュームの
関係性だったりするのかもしれませんが。




それにしても、"貧しさ"に関しては、
放送当時と同じか、さらに悪化したかのような
昨今の世の中ですが、

そんな中、親と子の家庭で問題となるのは
"鬼子母神"的行動もさることながら
虐待や育児放棄といったことで、

統計的な数字で比較している訳ではなく、
あくまでも感覚としてですが、

行き過ぎた個人主義によって
自分の血を分けた未来を担う子供よりも
自分の方が大切な人が増えたのかな、

なんてちょっと思いました。




-エピローグ-

生まれて育ったところを人は"ふるさと"と呼ぶ。

辛く悲しい思い出だけの場所でも、
そこを”ふるさと”と呼ぶ。

雪の降る寒い所へ行くと、
鉄郎はその"ふるさと"を思い出すのだ。
(ナレーションより)

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