『機動戦士ガンダム』を全話語ってみる(第37話)

第37話 テキサスの攻防



脚本:山本優
演出:貞光紳也
絵コンテ:斧谷稔
作画監督:中村一夫
1979年12月15日放送




-グッと来たセリフ①-

「~大佐が私の心を
触った感じなんです(ララァ・スン)」

「私が? ララァ、冗談はやめにしてくれないか
(シャア・アズナブル)」





-あらすじ-

マクベが、自らモビルスーツ「ギャン」を駆り、
ガンダムを放棄されたテキサスコロニーに
誘き寄せて討とうとする話です。



ガンプラ HGUC 197 機動戦士ガンダム ギャン 1/144スケール 色分け済みプラモデル
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-感想-

話の冒頭、アムロの血圧を測っている
フラウ・ボゥとの会話です。

「(中略)アムロって、怖いくらいたくましくなったのね」
「えぇっ!」

「私なんかには、届かなくなっちゃったのね
――――でも、いいのよ、弱虫のアムロなんて、
見たくもないし、みんなこうして大人に成っていくんでしょ」

実はこのシーンで、二人がいつからか殆ど
会話を交わさなくなったことなんかもわかるのですが、

フラウ・ボゥ的には「別れを経験して大人に成ってゆくのね」
みたいなことを言いたかったのかな…。

もう、気持ちはハヤトの方に傾いているの
かもしれませんね。




この話では、アムロとララァの
ニュータイプ同士の共鳴というか、共振の様子が
描かれているのですが、

これ、保育園児のときに観てたら、
間違いなく悪夢のひとつとして観てしまいそうな、
ちょっと怖いシーンに感じてしまいます。
(2007年12月14日初出)




-2020年1月4日追記-

この再放送を期に、シャア、ララァ、アムロの
関係性をより深く詳しく知りたくて

先日、冨野監督原作の小説(電子書籍版)
『密会-アムロとララァ-』

を読んでみたのですが、
感想としては、正直”よくわからん”といった
感じになってしまったんですけど、

なんとなーくではありますが、
『Z』に例えるならば、カミーユ、フォウの
関係性よりも、

カミーユ…というよりは、
カツ、サラ、シロッコの関係性に
近いのかな、なんて思いました。




その辺はおいおいストーリー展開に
合わせて触れていこうかと思うのですけど、

それを踏まえてでの
今回のグッと来たセリフなんですが

『密会-アムロとララァ-』での
同シーンでは

「そういう冗談は、やめてくれないか」

というセリフとともにシャアが明らかに
機嫌が悪くなった描写がされており、

ある意味このシャアの態度がララァとの
関係性に変化をもたらすきっかけだったのでは
ないかと個人的には思いますね。

おそらくシロッコであれば

「ほぅ、良いセンスをしている。
その感じ方を大切にするのだな」

とサラの頭を撫でていたでしょうし、

ララァが仮に、年上で自分を拾ってくれた
シャアに対する甘えや冗談であのセリフを
言ったのだとしても、

同じような態度を望んでいたのではないでしょうか。




要するに、"器量が狭い"とでもいうべきか、
その"狭さ"が”逆襲のシャア”に繋がっていくような気もして
なかなか興味深いやりとりだったように思います。





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