『機動戦士ガンダム』を全話語ってみる(第34話)

第34話 宿命の出会い



脚本:星山博之
演出:藤原良二
絵コンテ:藤原良二
1979年11月24日放送




-グッと来たセリフ①-

『かわいそう…』




-グッと来たセリフ②-

『美しいものが嫌いな人がいて…?』




-グッと来たセリフ③-

「バカヤローッ!(中略)
この人は本気なんだよ! わかるっ?! 
そうでもなきゃこんな無茶言えるかっ!(スレッガー・ロウ)」




-グッと来たセリフ④-

「~いや、領空を出るまでは、
いや、この船が飛べる限りはお供させていただきます!
(カムラン・ブルーム)」




-グッと来たセリフ⑤-

「カムラン! 
ありがとう、お気持ちは充分にいただくわ、
でも、でも…。

ありがとうカムラン、帰って下さい
お父様お母様によろしく…
(ミライ・ヤシマ)」




-あらすじ-

結局、補給も修理も受けられないままで、
かといって中立地帯のサイド6に長居も出来ず、

最終的にカムランの乗るスペースボートを盾代わりに
強行突破する話がメインになっていると思います。



ガンダムカードビルダー CE-0028 カムラン・ブルーム
ガンダムカードビルダー CE-0028 カムラン・ブルーム




-感想-

アムロは再度父に会いに行っているのですが、
やはり自らが開発した単なる兵器である
ガンダムの戦果のほうが大事なようです。

ここで、完全にアムロの帰るべき処は
なくなってしまったといえるでしょう。




この話ではララァが初登場しています。
また、初めてシャアとアムロが生身のまま
対峙することになります。

モビルスーツ戦では、しょっちゅう言い争いを
しているかのように見えたのですが、これが初対面
ということになるんですね。




ちなみに、この話は、私が再放送ではなく、
リアルタイムで初めて観たガンダムの
話だったりします。

筆者、当時5才の保育園児です。
感想は…。わけわからん、でした。

やっぱりね、当時のロボットアニメの定番
というかお約束の、

敵出現→味方機に搭乗→味方機合体→
一時的にピンチ→必殺技で撃退→めでたし、めでたし、

という展開がないと、
面白いって思えなかったんですよね。

で、何でそんなガンダムを観たのかと言うと、
当時保育園でもマセたヤツがいて、

そいつが面白い面白い、って言うもんだから
試しに観てみたのです。

ま、結果的にそいつの
先見の明に負けたことになるのだけれど、

当時は「宇宙戦艦ヤマト」の方が
わかりやすかったです、ハイ。
(2007年12月13日初出)




-2020年12月8日追記-

この時点でガンダムの全50話の予定が
全43話の打ち切りに決定していたのかは
定かではないのですが、

アムロの父との離別、
ララァ・スンとの出逢い、
カムランとミライの恋模様と、

やけに密度の濃い話になっていたので
本文でも触れましたが、当時保育園児だった私が

"わけわからん"状態になっても
仕方がなかったのではないでしょうか。




さてさて、
今回のグッと来たセリフ①~②なんですが、
冨野監督原作の小説

『密会 アムロとララァ』によると、

アムロはこれらのセリフを"声"として
耳にしたのではなくて、感覚として
感じたりしていたようです。

この辺のクダリはTV版のみ観ていると
訳が分からないのですが

小説ではひとつひとつのやり取りに
意味が込められていてなかなか興味深かったです。

ただ、劇場版ではかなりスッキリと
まとめられてしまうんですけどね。

ちなみに
『密会 アムロとララァ』は
電子書籍版を購入したばかりでまだ完読していません。




次のグッと来たセリフ③なんですけど、
さすが男の中の男スレッガー、

わかってらっしゃる、といった感じでしょうか。

これにクラッといってしまう
ミライもミライなんですけど、

この辺は清楚系の女子がヤンキーに
惚れるようなもんなんでしょうかねぇ。




そしてグッと来たセリフ④なんですけど、
直前にミライからあんなに散々な
嫌味を言われておきながら、

それでもミライを身を挺して守ろうとする
カムランに思わず涙です。




最後のグッと来たセリフ⑤なんですけど、

うろ覚えなのですが確か劇場版では
ホワイトベースを離脱する直前にブリッジに
接近したカムランの船に対して、

ミライは目もくれていなかったような気がしたので
ひょっとしたらこのセリフは本心では
ないのかもしれませんが、

とはいえ、たとえそうだとしても
この場ではついてもいい、

いや、ついてしかるべき”嘘”だと思いますね。
時には人を救う嘘もあるでしょう。

ひとこと
「ありがとう」
と言ってくれるだけで、

報われない想いが救われることだって
あるように思います。

というか、劇場版ではミライがカムランの船に
"目もくれなかった"という私の記憶は正しいのかな?
機会があれば今度確かめてみます。









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