『機動戦士ガンダム』を全話語ってみる(第25話)

第25話 オデッサの激戦



脚本:荒木芳久
演出:貞光紳也
絵コンテ:貞光紳也
作画監督:富沢和雄
1979年9月22日放送




-グッと来たセリフ-

「あなたにも事情があるとおっしゃりたいんでしょ、
けれど、違いますよ、

あなたみたいな方のお陰で、何十人となく
無駄死にをしていった人がいるんです、

わかりますかっっ!、あなたみたいな人のお陰でっっ!
(アムロ・レイ)」




-あらすじ-

連邦軍へのスパイが発覚されることなどを絡めて、
開始されたオデッサ作戦が描かれています。

HGUC 機動戦士ガンダム Gアーマー 1/144スケール 色分け済みプラモデル
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-感想-

マクベという男は、実利しか
頭にない男なのでしょうか。

あんまり下々の気持ちとか、感情とか、想いとかを
殆ど無視していて、それで部下がついて
来れるのかなーなんて。

ま、経営者向きではあるのかもしれませんけどね。

でも、そういう黒い三連星の
想いを汲み取ってやれなかったからこそ、

彼らの攻撃は必要以上にガンダムへ集中しすぎて、
守るべき防衛網を手薄にしてしまったとも
言えなくもないのですが。




で、最終的に水爆を使うわ、
ザンジバルで逃亡するわで、

「Vガン」のピピニーデンと
一、二を争う姑息ぶりです。




そういえば、この回まで、
何度も名前の出てきた「オデッサ作戦」ですが、
たった一話で終結してしまいました。
(2007年12月10日初出)








-2020年9月21日追記-

あれほど各話に渡って登場した単語である
「オデッサ作戦」が僅か一話で完結してしまうのは、

あくまでも私個人の想像ではありますが、ひょっとしたら
番組不人気の際に物語を打ち切る時の山場として
「オデッサ作戦」が想定されていたのかな、と。

その場合、本来はスパイ発覚とマ・クベの水爆使用の
前後篇として最終回を盛り上げようとしていたのではないかと
想像したのですが、本当のところはちょっとよくわかりません。




あと、マ・クベが使おうとしていた"水爆"なんですけど、
結局本物だったのか偽物だったのかは、明かされないまま
物語は終結してしまいましたね。

これも私の想像なんですけど、おそらくはマ・クベが
宇宙に脱出する際の時間稼ぎとしての"ハッタリ"
だったのではないかと思います。

というか、「Vガン」辺りからの後付けかもしれないのですが、
MSの動力源に"核融合"が使用されていることを考えると、

水爆を禁止しても…って思わなくもないのですが
この頃の設定は違うんでしょうか。




そして、今回の"グッと来たセリフ"なんですけど、
アムロの言う"無駄死にをしていった人"とは、具体的には
マチルダさんのことを言ってるんでしょうね。

もし、この回ないし次回で打ち切りになっていたとしたら
そうした戦争の虚しさを描いて物語は集約されて
いったのかもしれませんが、

ご存じの通り次回で"赤い彗星"が復活するので
色々な意味で幸か不幸か戦争はこの一年戦争に限らず、
続いていくこととなってしまうんですよねぇ。






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