『機動戦士ガンダム』を全話語ってみる(第17話)

第17話 アムロ脱走



脚本:松崎健一
演出:藤原良二
絵コンテ:斧谷稔
作画監督:安彦良和
1979年7月28日放送




-グッと来たセリフ-

「~ブライトさんとミライさんが
僕は不必要って言うんだ。

だから、船を降りるんだよ(アムロ・レイ)」




-あらすじ-

命令を無視して行動を取ったアムロが、
ガンダムを降ろされることをブライトと
ミライの会話から示唆し、

ガンダムとともにホワイトベースから脱走する話です。




ガンプラ MG 1/100 RX-75 ガンタンク (機動戦士ガンダム)
ガンプラ MG 1/100 RX-75 ガンタンク (機動戦士ガンダム)





-感想-

今回では、冒頭からアムロは
データ分析に精を出すなど、今まで何度となく軍隊に
所属させられてしまった戸惑いを見せていた

彼らしからぬ積極性を見せるのですが、
それが仇となってしまったようです。

でも、ブライトの処置は間違ってはいないでしょう。

たとえ軍隊でないにせよ、上司の指示に従った上での
行動を取らないとキチンと組織として
機能しなくなってしまうでしょう。

実は、この辺のバランスというのも難しいのですが。

厳しくしすぎると、ワッケインのように
なってしまって人材が育たないし、

かといってシャアの部下のスレンダー
(サイド7の襲撃を勝手にしてしまった人)
の行動を

結果オーライ的に認めていくと
組織の秩序が保たれなくなってしまうだろうし。

この記事を見てる方が、若い方だったら、
一応上司の顔を立てるのも部下の仕事の一つと
考えてもらえればと思います。

身分相当以上の判断を
しなければならない時には、尚更ね。




で、なんだしたっけ、中間管理職の話? 
違う、ブライトの話か。

アムロにしてみれば、
せっかくやる気になっているところに
水を指されたような形になるんでしょうね。

ブライトにしてみれば、
正式な軍隊とは言い切れない組織の
引き締めのことなどもあるだろうから、

他の連中への示しもあって
身勝手な行動を許せるはずもないですし。

うーん、色々考えてみると、
実力主義って、あんまりいい制度のような
気がしませんねぇ、やっぱり。
(2007年12月5日初出)




-2020年7月27日追記-

今回はアムロにとっての若気の至り的話だったんですが、
グッと来たセリフに関しては、何を隠そう(?!)

相手を色々と変えて事あるごとに
胸の中で私自身も呟いてたりする
セリフだったりします。

そういう意味では、この時点でのアムロは
視聴者に近く感情移入しやすい等身大の
主人公でもあった訳なんですよね。

あと、チラッと触れた実力主義ですけど、
後の世の

『機動戦士Vガンダム』

では、モビルスーツの操縦の実力を買われて、
当時ガンダムの主人公としては最年少であり、

本来戦いには向いていない賢く心優しい
少年であるウッソ・エヴィンは、

陰謀渦巻く血生臭い戦場の最前線に
立たせられてしまっているので、

私個人としては、行き過ぎた実力主義はあまり
よろしくないんじゃないかと思っています。






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