映画『ヨコハマBJブルース』の(ちょっとだけ)感想

脚本:丸山昇一
監督:工藤栄一
1981年4月25日公開

松田優作DVDマガジン(23) 2016年 4/12 号
松田優作DVDマガジン(23) 2016年 4/12 号


-感想-

『探偵物語』が好きな私にとっては
地元が舞台となった本作は以前から

観たいと思いながら近所のレンタルビデオ店に
置いてなく、殆ど幻の映画と化していたのですが、

この度DMMで配信されているものを
ようやく鑑賞するに到りました。




で、早速感想なんですけど、
色々なところで指摘されていますが、

やっぱり物語の展開や、伏線などの
説明不足は否めなくて、

私は事前に本作のモチーフとなった
ロバート・アルトマン監督の

『ロング・グッドバイ』を視聴して
いたにも関わらず、いくつかよくわからない点があり、

結局ネットなどで披露されているあらすじを
目にしてどうにか話の筋が理解できたりします。

そのいくつかわからない点のひとつが
終盤に登場する山下公園に係留されている
氷川丸にある重要人物が乗り込んでいるところで、

このシーン、地元民にしてみれば、
なんでこんな夜に観光施設を見学しているんだろう?
って、解釈してしまうように思えてならないのですが、、、

DSC00279.JPG
基本的には『探偵物語』の中の一編に
あってもおかしくない物語で、

主人公も殆ど工藤俊作にイメージ的に
被る所も多いのですが、最大の違いはBJが
シンガーというところで、

いくつかの楽曲も劇中に披露されるのですが、
これがどの曲も良くできていて、

物語やその舞台であるヨコハマという場所柄を
弥が上にも引き立ててくれていました。

やっぱり、私はこの頃の港町風情の漂う
ヨコハマの方が好きでしたね。

もちろん、今の“みなとみらい”もそれはそれで
魅力的ではあるんですけど、

どこか本作から滲み手でいた“人間臭さ”のようなものが
開発で失われてしまったような気がしないでもないです。

IMG_0457.jpgそれはともかく、本作は優作さんの
プロモーションフィルムとして観るのが
オススメなのかな、なんて思います。

ちなみに、物語冒頭でかかる
『灰色の街』は

映画『蘇る優作 -探偵物語特別編-』の
EDに流れた曲でもあり、

個人的に山下公園界隈を訪れた際に、
マリンタワーを背にして歩きながら、ついつい
口ずさんでしまう曲だったりします。

DSC00299.JPG




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