ドラマ『アオイホノオ』の感想(最終話)

最終話 青春とは何だ!?



原作:島本和彦
脚本:福田雄一
監督:福田雄一
2014年9月27日放送




-プロローグ(耳コピなので一字一句合ってないかもです)-

渾身のアニメ、“未来への使者”は
完全な無反応に終わり、作ってしまった
ことを後悔するモユル。

一方、庵野たちが作ったDAICONⅢの
アニメは音声が出ないトラブルにも
関わらず、大成功を収める。

その時モユルは兼ねてよりカワイイと
思っていたワンダーマスミと逢い、
一目惚れしてしまうのであった。




-グッと来たセリフ①-

「~手塚先生がっ! 
庵野を絶賛っ?!……。

あぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁーっ!


(焔モユル)」








-グッと来たセリフ②-

「~違いますよマスミさん。
僕は、アニメも、漫画も、上手じゃ…

ない人なんですよっっ!


(焔モユル)」








-グッと来たセリフ③-

「……あれほど来ていた人たちが、
誰も来なくなったな……。
(焔モユル)」







-グッと来たセリフ④-

「違うぞ若者、お前は
このバイクに乗って、
明日に向かって
走るんだよっ!


(バイク屋のオヤジ)」








-劇中登場した漫画・特撮・アニメなど
(個人的な独断と偏見で劇中に判明した物のみ触れてます)-

『黄金戦士ゴールドライタン』
(DAICONⅢのOPアニメを観た
モユルの感想の一つとして)

『リングにかけろ』
(MADホーリィのモユルへのアドバイスとして)








-感想-

今回の『青春とはなんだ!?』という
タイトルなんですけど、原作は別として、

このドラマは第一話から最終話まで
そのことがドラマ全編にわたって
描かれていたように思いますね。

でもその視点でいえば、モユルは憎っき
庵野との勝負に一度も勝利を得ることが
出来なかったばかりか、

憧れのとんこ先輩や、かわいい津田さんも
失うことになり、踏んだり蹴ったりの
境遇に陥るわけですけど、

それでも、一つの目標は達成できるわけです
「原稿料でバイクを買う」
という目標が。

あーだ、こーだ、と右往左往する中、
モユルは小さな前進を、しかしながら
着実に踏みしめたことになるわけです。

そしてこのシーンに登場する、
原作者が演じるバイク屋のオヤジの
セリフが泣かせます、

「お前はこのバイクに乗って、
明日に向かって走るんだよっ!」




モユルに感情移入しやすいのは、
決して聖人君子として描くことなく

等身大のクリエイター志望の若者として
描かれていたことで、現実の評価は別として

あくまで劇中では、多少見所のあるモユルが
天才である庵野の才能に挑戦するところが
やはりこのドラマの魅力なんだと思います。

そんな庵野はラスト、プロとしてデビューした
モユルに対してサインを求めてきます。

この時の庵野の心情は描かれてはいませんが、
一般に、不必要な人のサインを求めることはしない
はずですから、そういうことなんでしょう。

最大のライバルに勝つことは
出来なかったけれど、認められた。

このシーンから、勝ち負けや結果が
物事の全てではないことを表しているように
私には受け取りました。

そういう意味では、このドラマのジャンルは
自伝でもあり、青春モノでもあるのでしょう。




ちなみに、今回のブログのために
改めてDVDをレンタルして視聴したのですが、

どうもディレクターズカットの特別編だったようで、
TV放映版よりもいくつかのシーンでは
より丁寧な描写になっていました。

TV放映版では、矢野ケンタローが
自分のデビューを自慢するシーンや、

MADホーリィがモユルにどう
アドバイスを送るか悩むシーンが
無かったように思います。

また、同じシーンでも若干セリフが
異なっており、基本的な筋は変わらないんですけど、
より物語を深く味わいたい人は、

TV放映版を既に観ていても
楽しめるのではないかと思います。

原作自体はまだ完結していないようなので、
是非、続編の制作をして欲しいところですね。


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