松田優作の『探偵物語』を全話語ってみたい!(第25話)

第25話 ポリス番外地



脚本:佐治乾
監督:小澤啓一
1980年3月18日放送




-グッと来たセリフ(耳コピなので一字一句正確ではないかもです)-

「~そりゃな、グ、グッーとくるんだけどな、
気持ちがファーっと、あと二回だと思うとな、

なんかやる気がグーッと落ちるんだよ、
ごめんな、ごめんごめん(工藤俊作)」


「でもさーっ!(かほり)」


「いやぁ、あんまりやり過ぎるとさ、
散々怒られてきたじゃないの、

日本テレビにね、だから、これ以上やっちゃうと、
もう、また文句言われちゃいそうな気がすんのよ、

ウシジマ課長にも、新人のウシジマ課長にも、
文句言われたらやっぱりやりたくないもの、ね。

お前も気を付けないと、次の仕事ね、
ごめんね、ごめんね(工藤俊作)」




-あらすじ-

“袖の下”で微罪のお目こぼしをし続ける
服部刑事は、新任課長に汚職の容疑を
かけられてしまい、

松本刑事を通して工藤に身の潔白を
証明してもらおうとするが、彼らの普段からの
行いから工藤は乗り気になれない。

だが、この件に興味を持ったかほりは
松本刑事に協力を申し出た。








-感想-

今回は普通の刑事ものであったら、
先輩の濡れ衣を晴らそうとする熱い話に
なりそうな気がするんですけど、

なにせその対象が、典型的な悪徳警官に見えて
他ならない服部刑事ですからねぇ。

今一つ盛り上がらないというか、
無理があるというか、そこまで義理立てする理由が
あればまた違ったんでしょうけど、

なんか、今回に限って言えば、徹底して
服部刑事は下衆に描かれているんで、

今一つ、松本刑事が義憤に駆られて、
という感じがしないんですよね。

逆に、弱みを握られて、の方が
自然に見えてしまうような気がしないでもないです。

他にも物語の展開的にチグハグな部分や
ご都合主義的ところも感じたりするんですけど

まぁ、でも、今回の予告にもあるように

その辺はひょっとしたら松田優作さんのスケジュールの
都合で脚本に手が加わっている可能性も
否定できないので、

結果そうなってしまった可能性も
あるんじゃないでしょうか。




それにしても、今回ほぼ工藤は事務所の
外には出ませんでしたね。

その代わりナンシーとかほりの出番がググっと
増えたんですけど、

面白いのは普段ナンシーはどこか片言な
英語なまりのあるセリフ回しをしているような
感じなんですけど

松本刑事とコンピを組んだシーンでは、
特に英語を感じさせないセリフ回しを
してたりするので、

この辺は演出というか、
ビジネス片言だったりするんでしょうかねぇ。


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-次回予告(耳コピなので一字一句正確ではないかもです)-

残すところあと二本、ラス前です。

何となく淋しさが募る思いであります。
その淋しさを打ち消すために映画を
三本立て続けに観ました。

『地獄の黙示録』『マリアブラウンの結婚』
『マンハッタン』

素晴らしい映画ばかりでありまして、
悔しさが募る思いであります。

その悔しさを打ち消すために、
連日連夜酒を飲み続けました。

そんな二日酔いのだらしない
私の頭の中に、強烈な向かい酒を浴びせてくれる、
監督が登場しました。

探偵物語二人目の新人監督、
大分県佐伯町出身35才、その名も飛河三義。

デビュー作“野良犬の勲章”
おめでとう飛河監督、ガンバってね。