『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』を全話語ってみる(第16話)

第16話 そこにいること ANOTHER CHANCE (individual episodes)



脚本:神山健治
演出:橘正紀
絵コンテ:橘正紀
作画監督:後藤隆幸




-グッと来たセリフ-

「~ただ、この件、総理の個人的利益と
政治的理念、どちらから出された指示と受け取れば
よろしいですかな?(荒巻大輔)」


「言うまでもありません(茅葺首相)」




-あらすじ-

PKF時代のクゼ・ヒデオの足取りを追って
海外に渡っていたイシカワが帰国したものの
公安9課に荒巻や素子の姿は無かった。

それは、難民たちが一斉蜂起の
兆しを見せ、二人は茅葺首相に
呼び出されたからだった。

その茅葺は難民問題における
各省庁の合意を得ることが出来ず、
疲労を隠せなかった。

荒巻は難民の動きに関する情報を報告すると、
首相はその件とは別に安保条約再締結に
関するある調査を命じた。








-感想-

今回は、クゼの過去や茅葺首相の
真意のようなものが分かる話だったのですが、

情報と権力が集中する公安9課が
暴走しないためのストッパーは
荒巻の正義感だった、

とも取れる話なのかな、と。

個人的には警察官としての本分みたいなものを
期待していたんですけど、荒巻は元軍人の
ようなので、やっぱり正義感なのかな、と。

また、リアリティを重視すると
そうなってしまうのでしょうけど、

こういった対立軸になると、どうしても
防衛省側の方が敵役になってしまいますけど、

時と場合によっては警察庁側が敵役にもなった
『機動警察パトレイバーthe move2』と比較するのも
面白いのかもしれませんね。




それと、クゼの過去に関することなんですけど、
完全義体化部隊でもPTSDに
罹るというのは、どうも…。

記憶を消せばいいのではないでしょうか。

この辺は各話によって差が出ていて
一貫していないんですよね。

個人的には、心までは義体化できない方が
物語に奥行きが出るように思うのですが、

いずれにせよ実に細かいところまで
設定がされているシリーズなので
ちょっと残念ですね。


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