『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』を全話語ってみる(第25話)

第25話 楽園の向こうへ THIS SIDE OF JUSTICE (individual episodes)



脚本:神山健治
演出:松本淳
絵コンテ:松本淳
作画監督:中村悟・寺岡賢司・玄馬宣彦(メカ)




-グッと来たセリフ-

「今から光学迷彩を解く!
その上で、まだ任務を遂行する
気があるならオレを撃て!

だがオレを見て納得したら話を聞け!
大事なことだ!(バトー)」




-あらすじ-

クゼが哨戒機を撃破したことにより
ジャミングは解除され通信が回復した。

タチコマは回復した通信で素子の
居場所を掴むと、米帝が核ミサイルを
使用する動きを報告。

国連の査察の前に核攻撃をし、核使用
そのものも武装難民に罪を着せてその真相を
闇に葬ろうとすることを察知した素子は

バトーに奪取したプルトニウムを攻撃が
始まる前に橋を封鎖している陸上自衛軍に
渡して脱出を促すが、

レンジャー4課の追撃を受けている
彼らにとって、それは容易な
ことではなかった。








-感想-

今回の“グッと来たセリフ”は、
情報入り混じりの混乱時に最も信頼できるのは
人と人との間で培われた絆なのではないか、

あるいは、そうであって欲しいように
受け取れて興味深かったのですが、

その反面、クゼに関しては
やっぱりうまく行ってないように
思えてならないんですよね。

『~人は低きに流れる』といった要素も
本シリーズよりも

ネットの功罪が一般市民レベルで描かれた
“笑い男”事件の方が合っているように思いますし、

“達観”しているはずのクゼの目指した
“革命”なるものも、カルト宗教と目指すものが
あまり変わりないものに感じてしまって、

以前から触れているように、
それほど高いカリスマ性を持っているように
見えないんですよね。

結局は、自分の小さな思い込みに
有無を言わさず難民を巻き込もうと
している訳ですから。

ただ、敵役であるならそういう部分も
必要だとは思うんですけど、

問題なのは素子と繋がりが
あることなんですよね。




逆に、DVDの特典映像でも
似たような話がされましたが

悪役としても合田の方は
うまく行っていて、クゼよりも理解しやすい
ところが多いいように思ったりします。


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バンダイビジュアル
2005-03-25

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