『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』を全話語ってみる(第23話)

第23話 橋が落ちる日 MARTIAL LAW (individual episodes)



脚本:神山健治
演出:河野利幸
絵コンテ:河野利幸
作画監督:浅野恭司




-グッと来たセリフ-

「始まっちまうのか、戦争が……(トグサ)」




-あらすじ-

福岡の電波塔のプルトニウム爆弾は
難民の手による物とされてしまい、

また、出島にも択捉島の取引で得た
プルトニウムも存在すると見られてしまい、

荒巻や茅葺首相の思いとは裏腹に
合田の書いたシナリオ通り、自衛軍の出動は
閣議決定されてしまった。

一方、内閣情報庁の暗躍の証拠を示す
電波塔に仕掛けられた爆弾からプルトニウムを
奪取した素子らは、

構造解析を行うために急ピッチで
SPring-8へと向う。

荒巻は自衛軍の出島攻撃への
時間稼ぎのため、茅葺首相に国連の核査察を
要請するよう進言し、実行に移されるが、

その行動はを率先して出島攻撃へ
閣議を進めていた官房長官である高倉に
とっては癇に障るものとなった。








-感想-

多分、本シリーズをリアルタイムに
観ていたのであれば、その後起こった
一連の“sengoku38”事件を目にして

フィクションが現実を超えてしまったかの
ような錯覚を覚えていたのでは
ないかと思います。

このような要素はアニメだからこそ
扱えたのかもしれませんが、

そう考えると、同じTV放送を媒体としている
実写ドラマの不甲斐なさのようなものを
感じずにはいられませんね。

もちろん、すべての国産ドラマが
そうだとは思いませんが、

どうじて日本だと“24 -TWENTY FOUR-”の
ようなスケールの大きいドラマが
作れないんでしょうかね。




ただ、図らずも、“24 -TWENTY FOUR-”の
ジャック・バウアー役の方はクセ・ヒデオも
演じられていたりするのですけど、

個人的にはクゼというキャラクターは
演出的にあまりうまく行っていないように
感じてなりません。

以前にも触れましたけど、難民が
褒め称えるほどのカリスマ性があるようには
感じられなくて、

むしろ、そのクゼをして
「あなたのような人は死んではいけない」
と言わしめた

荒巻洋輔の方にあるように
見えてしまうんですよね。

なんというか、難しい言葉で理論武装は
してる割には、結局は自分の理想の為に
難民を突き放しているように見えますし

達観した、という割にはなんだか
妙に小さいことに拘っているような
気がしてならないのですが、

いかがなものでしょう?


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