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zoom RSS 『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』を全話語ってみる(第11話)

<<   作成日時 : 2017/03/31 05:05   >>

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第11話 草迷宮 affection (individual episodes)



脚本:大松裕・神山健治
演出:松本淳
絵コンテ:松本淳
作画監督:中村悟




-グッと来たセリフ-

「〜話してくれてありがとう。
きっと女の子も、初めて好きになった男の子を、
今でも探してるんでしょうね(草薙素子)」




-あらすじ-

公安9課は人員拡充のため、
候補生たちの試験を市街地で行っていたが
結果は芳しいものではなかった。

そんな中、尾行対象者役を務めていた
素子は、とある路地裏の先から

懐古趣味が支配するアナログで
奇妙な町角へと迷い込んでしまう。

素子は電脳へのハッキングを疑いながらも
導かれるように“外部記憶を預かる”
という店に入ると、

古びたクルマの運転席と助手席に座る
男女の子供の義体が澄ました
顔をのぞかせていた。








-感想-

今回は謎多き主人公である
草薙素子の本シリーズでの過去が
語られる話になっているのですが、

一つ謎なのは、劇中で素子にかけられた
ハッキングは、誰が、何のために、行われたのか
語られずに終わってしまうところで、

私の勝手な解釈では、おそらく、かつての
“男の子”だったクゼでもなければ、
店主の女性でもなく、

空っぽになっているはずの“女の子”の
義体の残留思念が呼び寄せたの
ではなかろうかと。




ネット情報によると、クゼは合田が
仕組んだウィルス“個別の11人”に童貞だった
ため発症したそうなんですが、

だからこそ、シリーズの初期に貧しい性に
慰みを求めようとした男(第2話)や、性の快楽に
溺れた男(第3話)を登場させ、

それと対比するような形で合田が
演出したのであろう、テロリストが英雄と
謳われるための要素として

クゼに未成熟な男性というイメージを超えて
清廉さやストイックさのようなもの与えて
際立たせたんでしょうね。

この話を観るまではクゼが童貞という設定には
違和感を持っていたのですが、

きっと“女の子”に対する想い以外でも、
ひた向きで頑な性格が視野狭窄を招いて先鋭化し、
過激な思想を持つに到ったのかもしれないと、

たとえ義体化前に童貞だったことが
発症の条件だったとしても、

妙に納得してしまいましたね。




一方、素子の方にはその辺に言及した
情報は見つからなかったのですけど、
おそらくは処女ではないでしょう。

クゼと同様に“折り鶴”の件では頑なで、
それは今も変わらないように思うのですけど、

彼とは異なり、過酷な環境下で酸いも甘いも
経験するうちに、理想にとって代わって

現実を重視するリアリストに
変貌したのかもしれません。

そういう意味では淋しい人なんでしょう。

まあでも、これは本シリーズにおいての話で、
原作や他のシリーズではまた違ってくるのであろうし、

基本的には、草薙素子は詳細を語らずに
個人的なことはミステリアスなままにしておいた方が
いいのかもしれませんね。


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