『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』を全話語ってみる(第10話)

第10話 イカレルオトコ TRIAL (dividual episodes)



脚本:櫻井圭記
演出:河野利幸
絵コンテ:河野利幸
作画監督:村田俊治




-グッと来たセリフ-

「貴様ッ! 殺されたいのかっ!(トグサ)」




-あらすじ-

勤務時間を終えたトグサは、
クルマで自宅への走行中、

拳銃を持った男に追われ、助けを求める
女性と鉢合わせして救出に向かうが、

四肢を狙撃し仰向けに倒れた
相手に隙を突かれ、女性は
射殺されてしまう。

トグサはこの件で略式裁判を
受けることになるが、

被告の弁護についたのは義体関係の
訴訟で荒稼ぎをしている元検事の
弁護士だった。









-感想-

今回は、エンターテイメントとして観るならば
終盤の畳み込みは痛快な筋書きになると
思うのですけど、

リアリティを重視すれば、法廷戦術で
被告やヤメ検野郎に罰を受けさせて
貰いたかったですね。

まぁ、確かに天罰が下って
当然のクズたちでしたけど。

このような形の結末だと、やっぱり宿敵である
内閣情報庁と公安9課はやってることは変わらない
ように見えてしまうんですよね。

どちらも情報や権力が集中していて、
場合によっては超法規的活動も行うとなると、

その組織の善悪の判断基準によっては
暴走しかねないのではないでしょうか。




前回、素子が合田に9課について問い質した際に

『彼らは総意としての国民の意思と、自身の正義、
その狭間で苦悩するだろう』

と応えているのですが、精神的支柱というべき
荒巻の存在からそうはならないであろうし、

暴走のストッパーにもなっているとは
思うのですが、結局、荒巻次第というのが
公安9課の脆い部分なのかもしれません。





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