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zoom RSS 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』全話語ってみる(第12話)

<<   作成日時 : 2017/03/15 00:05   >>

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第12話 タチコマの家出 映画監督の夢 ESCAPE FROM (a stand alone episode)



脚本:櫻井圭記
演出:吉原正行
絵コンテ:吉原正行
作画監督:海谷敏久・樋口香里




-グッと来たセリフ@-

「ねぇタチコマ、あなた“秘密の金魚”ていう
お話し知ってる?(ミキ)」




-グッと来たセリフA-

「バトーはタチコマを猫可愛がりし過ぎなんだよ。
ただの機械なんだぜ(トグサ)」




-グッと来たセリフB-

「リアリストだな(神無月ワタル)」

「現実逃避をロマンチストと呼ぶならね(草薙素子)」




-あらすじ-

どの機体も個体ごとの違いは廃され、
同一の機体であるはずのタチコマの中の一体が、
ある特定の条件によって独自性を持ち、

外部へと無断で発進してしまった。

外界で好奇心のなすまま自由に行動するタチコマは、
ロッキーという迷子になった飼い犬を探すミキという
少女と出逢い、一緒に探すことになった。

そんな中、タチコマは路地裏の怪しい露店で
防壁のない奇妙な“電脳”を発見する。








-感想-

今回は、一見すると『タチコマの家出』と
『映画監督の夢』という二つの別のエピソードを
無理に繋げたように見えるんですけど、

もちろんそうではなくて、

根底に流れているテーマは一貫していて、
前半のミキと素子とで、対照的に描かれて
いるように思います。

それは何かといえば、
“合理主義では人間は生きられない”
ってことなんじゃないでしょうか。




他にも色々興味深いところがあって、
タチコマが個性を持ち始めたことについては

思わず私はサン=テグジュペリの
『星の王子さま』のなかの、

「君がバラに費やした時間が君のバラを
特別なものにするんだ」

という一節を思い出しましたね。

そのタチコマのAIは“死”が理解できないはずなのに
オイルのような涙を流したりと、人間のような感情を
持ち始めたかのような描写がされるのですが、

この辺は映画版が持っていた“人間とそうでないもの”
というテーマが別の切り口で描かれたオマージュ
なのかもしれませんね。




あと、物語の舞台である“新浜市”のモデルは
神戸のようなんですが、劇中に登場する
『海が見える丘公園』は

その様子や名前からして横浜の
『港の見える丘公園』がモデルに
なっているようですね。

それにしても、こんなにサイバーで0と1しか理解できない
デジタルな世界観の下で、数値では表現できない
人の気持ちや優しさなどの心が描かれるとは。





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