『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』全話語ってみる(第10話)
第10話 密林航路にうってつけの日 JUNGLE CRUISE (a stand alone episode)
脚本:佐藤大
演出:松本淳
絵コンテ:松本淳
作画監督:前田明寿
-グッと来たセリフ-
「お前、オレが撃つと思ったのか?
過去の汚名を晴らそうなんて陳腐な
正義感がよぎったがな、フンッ、変えられない
過去ならこのまま墓まで持ってくさ。
ここは奴のジャングルじゃない、オレたちの街だ、
そしてオレは、警察官だからな(バトー)」
-あらすじ-
生きたまま人間の皮膚を剥ぐという
猟奇殺人事件が立て続けに発生。
公安9課は外務省経由でCIAからこの事件の
被疑者を極秘裏に逮捕し無条件で引き渡しをするという
超法規的要請を受け、トグサは反発するが、
CIAより派遣された、ワタナベ・タナカ、
サトウ・スズキなる人物が自ら9課を訪れ、
要請は受けざるを得なくなってしまった。
トグサはバトーと組んで捜査を開始するが、
事あるごとにCIAの連中と衝突するバトーに、
彼は被疑者と何らかの接点が
あったのではないかと推察する。
-感想-
今回はバトーメインの話とも言えるのですが、
ちょっと説明不足な点が多いように思えて、
結局、バトーは自衛軍レンジャー部隊時代に
敵としてマルセロと対峙したのか、
あるいは、米帝の同盟国としてマルセロと共に
戦ったのか、その辺がハッキリせず、
味方だったのか敵だったのかで
物語の意味合いが変わってきてしまうような
気がするのですが、
少なくともバトー本人は何度か挿入される心象風景から
想像すると“サンセット計画”には関わっていないと
見るのが妥当なんじゃないでしょうか。
それにしても、今回は猟奇殺人事件ということで、
痛々しいシーンが多かったですね。
そういうのが苦手な方は、十分注意を払って
観るか、あるいは避けた方がいい
エピソードかもしれません。


