『∀ガンダム』を全話語ってみる(第44話)

第44話 敵、新たなり



脚本:高山治郎
演出:森邦宏
絵コンテ:日高政光
作画監督:戸部敦夫
2000年2月18日放送




-グッと来たセリフ①-

「それは一方的な見方です!
ムーンレィスはメンテナー家の管理で
永遠に生きられることはあり得ません!(キエル)」

「メンテナー家の管理する冬眠カプセルは
長寿を実証している!(アグリッパ)」

「地球人はそんなもの無しで、
二千年以上の歴史を手に入れているのです!
(キエル)」

「月と地球は関係が無い! ディアナ・ソレルは!
(アグリッパ)」

「関係があるのです! ディアナ様の決断が無くとも
いつか地球人は月に…」

(中略)

「~千年後には侵略者が上がってくるでしょうね。
(キエル)」




-グッと来たセリフ②-

「~皆を不安にさせる事態が続いたことを
申し訳なく思います。

全ての責任は、このディアナにあります。
ですが、あの悲惨な太古から蘇った人類が
ムーンレィスだということを、

わたくしは、皆々様に知って
貰いたかったのです(ディアナ)」

(中略)

「自覚すべきは、人類は再び
黒歴史をなぞるかもしれないということです。
確かにそれは、人類の定めかもしれません。

それでもわたくしは、あなた方と共に
その定めに打ち勝ち、新たな歴史を
築いていくつもりです。

それを、地球の人々に知らしめるのもまた、
わたくしたちの使命ではないでしょうか(ディアナ)」




-あらすじ-

黒歴史の真の意味することを知ったディアナは、
アグリッパに外の戦闘と

ディアナ・カウンターに送った彼の手心のある
将兵達のスパイ行為の中止を命じるが、
アグリッパはそれを嘲笑った。

一方、首都ゲンガナムでは黒歴史の映像を見た
一般市民が暴動を起こしていた。

そして、そんな状況の中、白の宮殿を守っているのは
ウィルゲムのミリシャたちも含まれていた。

ディアナとキエルは、災いの源と見なした
アグリッパを自ら処刑しようと刃を手にするが、

彼はミドガルドによって射殺されてしまう。

ミドガルドは、ディアナその人も
災いの源と見なし、女王に銃口を向けた。








-感想-

おそらく、
『伝説巨神イデオン』
だったら、

暴徒化したムーンレィスが騒ぎを拡大させて
月と地球は全面戦争となりお互いの大地は
木っ端微塵となって、THE END…。

となるでしょうけど、白冨野全開の∀は
そうはならず、生と死、戦争と平和、など

どちらが一方が欠けることの無い
表裏一体の要素も『∀』と同様に全肯定して
受け入れる、そういうことなんでしょうね。

とはいえ、ここで物語は幕を下ろしても
良いような物なんですが、そうならないのは
この点がメインテーマにはなっていないのでしょう。




それにしても、グッと来たセリフ①を
考えてみると、キエルはこの時点で既に

グエンが表に見せない野心を
抱いていたことに気付いたことに
なるんでしょうかね。

ひょっとしたら、人の可能性を見せた後に
人の限界を見せようという構成なの
かもしれませんが。


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-次回予告-

黒歴史の可能性を見たグエン様は
ディアナ様を裏切って、ギンガナムと
手を組んでしまった。

僕は止めようとしたけど、ターンXに阻まれて
ホワイトドールから脱出するのが精一杯の
戦いとなってしまった。

次回、∀ガンダム、“裏切りのグエン”

陰謀の風が渦を巻く

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