『∀ガンダム』を全話語ってみる(第39話)

第39話 小惑星爆烈



脚本:高山治郎
演出:山口美浩
絵コンテ:奥田誠治
作画監督:佐久間信一
2000年1月14日放送




-グッと来たセリフ①-

「ロランが、核爆弾を持っていたなんて…。
(ディアナ・ソレル)」

「ディアナ・カウンターの士官から、
捨ててくれって、頼まれていたものなんです。
ずっと捨てられずにいて…(ソシエ・ハイム)」

「それなのに、今日まで持ち続けていたのですね。
ハァ…なんていう子なんでしょう。ロラン・セアック…。
(ディアナ・ソレル)」




-グッと来たセリフ②-

「人の英知が生み出したものなら、
人を救ってみせろぉぉぉぉーっ!(ロラン・セアック)」






-あらすじ-

月の御大将であるギム・ギンガナムは
ミスルトゥに逃げ込んだ女王の名を語る
地球人の偽物の討伐を名目に、

マヒロー部隊を出撃させ、これを
破壊してしまった。

辛くもミスルトゥを脱出していた
ロラン、ソシエ、レット隊とディアナだったが
ギンガナムは更なる追撃を命じる。

ロランたちは破壊されたミスルトゥの
残骸を盾にして応戦していると、

その中の質量の大きい残骸の一つが
月に向かって一直線に落ちていることがわかり、

このままでは月面都市フォンシティに
激突してしまう。

そのことはギンガナムも承知しており、
彼はその件をキエル扮するディアナに
愚弄ともとれる態度で報告し、

残骸をカイラスギリーで粉砕するために
砲を遠隔操作することが可能な
Xトップなる機体を用意させるが、

その機体はハリーにとって初めて
聞く名でもあった。








-感想-

今回、おそらくは
『機動戦士Vガンダム』
を熱心に観ていた方は

“カイラスギリー”という名を聞いて
思わず画面を二度見してしまったのでは
ないかと想像するのですが、

そうです、『V』の前半の山場の舞台に登場した
破壊兵器と同じ名前だったりします。

『∀』では画面には登場しないんですけど、
もしも『V』と同じデザインであれば、

男性器そのものを想起させるデザインでもあるので
ある意味男性の持っている破壊本能を
現している物とも言えて

女王と相対するギンガナムを象徴している兵器、
と言ったら過言かもしれませんが、その辺を
狙っているように思います。

ギンガナムを象徴している兵器といえば
“ターンX”の方かもしれませんけどね。




隕石を押し戻すために核を使うというのは実は
『逆襲のシャア』
でもやったことなんですけど、

更にその隕石(アクシズ)が月に墜ちるかもしれない
といった状況は実は

『機動戦士Zガンダム』
でもあったことだったりして、

この辺は“歴史は巡る”ってことなんでしょうかね。




あ、うっかり忘れていましたが、
この回からOPが

『ターンAターン』
から

『CENTURY COLOR』
に代わったんですけど、

当時は違和感ありまくりだった
『ターンAターン』
ですが、

今はノリの良い“CENTURY COLOR”とは
また違った魅力のある名曲かなぁ、なんて思います。

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-次回予告-

僕は、故郷の月の運河に戻ってきた。
ディアナ様を首都、ゲンガナムにお連れするために。

懐かしい幼馴染たちの力も借りたのだけれど、
ギンガナム家のモビルスーツに見付かって、
水中での戦いとなった。

次回、∀ガンダム、“月面の海戦”

風が運河を渡る

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