『∀ガンダム』を全話語ってみる(第37話)

第37話 月世界の門



脚本:高橋哲子
演出:池端隆史
絵コンテ:横山彰利
作画監督:佐久間信一
1999年12月24日放送




-グッと来たセリフ-

「~二千五百年も演習を続けてきた
武門の家柄が! 市民どもの寄せ集めの軍とは
違うことを見せつけてやる!(ギム・ギンガナム)」




-あらすじ-

ひょんなことからムーンレィスの武人、
ギム・ギンガナムとミドガルドの通信を
聞いたレット隊のキャンサー・カフカは、

ディアナの身に危険が迫ると察し、
機転を利かせてムロンと共にディアナを連れて
ジャンダルムを脱出する。

一方、核兵器の捨て場所をロランとソシエたちは
謀議していたところ、ブリッジのハリーから
ディアナより通信が入ったと連絡を受ける。

それは、何らかのメロディだったのだが、
ハリーによると女王が付近の隕石型のコロニー
ミスルトゥに逃げ込んだのだという。

そしてそのコロニーは、核を棄てられる
最終ラインに存在していた。

ギンガナム艦隊に接触して
ミドガルドはディアナが逃走したことを
報告することになるが、

ギンガナムは先のメロディーの通信が
ディアナの暗号通信であることを見破り、
MSマヒローをミスルトゥに送った。








-感想-

今回から“御大将殿”こと
ギム・ギンガナムが登場するんですが、

“グッと来たセリフ”ではああ言ってますけど
歴史を紐解けば

徴兵を行って市民で組織された軍隊の方が
士気が高く、強かったりするんですよね。

ここで、ムーンレィスにはディアナ・カウンターと
ギンガナム艦隊と、二つの軍事組織が
あることになるんですけど、

ギンガナムの方は身分としての
軍人、ということになるのでしょうか。

その辺を考えると地球側の対となるべき
存在というのは武士団を思わせる
ミリシャではなくて、

グエン・サード・ラインフォードの
ような気がしますね。お互いに
“豪族”とでもいうんでしょうか。

見かけや素振りは全然違うんですけど、
本質的には同じような存在なのでは、と。




あと、この頃になると、あれ程目の敵にしてきた
ムーンレィスのことを、ソシエにせよメシェーにせよ
許してはいないにせよ、

お互いの立場に立って物を見るように
なっていたりして、ググッと成長している
ような印象があるんですけど、

それはやっぱり、ロランを始め、
ゼノア、ハリー、そして、ディアナとの
出会いがあったからなんでしょうね。


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-次回予告-

キエルお嬢様が、ハリー大尉の盾にされてしまった。
ギム・ギンガナムの野望を恐れての事だ。

僕は、ギンガナムって人が、あんな艦隊を持ち、
モビルスーツ部隊を動かしていることに
びっくりしてしまった。

次回、∀ガンダム“戦闘神ギンガナム”

いくさ風、立つ!