『∀ガンダム』を全話語ってみる(第30話)

第30話 胸に抱えて



脚本:浅川美也
演出:北川正人
絵コンテ:斧谷稔・工堂紘軌
作画監督:杉光登
1999年10月29日放送




-グッと来たセリフ①-

「戦争が無ければ
こんな物出なかったのにね(ソシエ)」

「そうですけど、グエン様とディアナ様が
力を合わせてくだされば、忌まわしい過去を
無くすことはできます(ロラン)」

「いいわねぇ、そんな風に言えて。
私は目の前の仇を倒すことしか
考えられないな(ソシエ)」




-グッと来たセリフ②-

「~そうですか、地球には昔から
ムーンレィスが住み着いているのですか(グエン)」

「はい、差別に苦しめられいるのは、
月に住んでいる地球人もいるということです(キエル)」

「! 月に住む地球人ですか?(グエン)」

「はい(キエル)」








-あらすじ-

ミラン執政官によって連れ出されたディアナは、
待ち受けていたゲンガナム第二大隊の予備役である
ミドガルドによって港へと移送される。

ミドガルドは、かつてキースのパン工場で
月側の士官ではないかと睨んだ男であった。

一方、海を渡ることになったロランは、
ギャバンを失って傷心のソシエの様子に
メシェーとフランからようやく気付き、

ギャバンから贈られたウェディングドレスを
着たソシエと共にロランは彼のことを弔う。

核爆発を目の当たりにしたソシエは、
今後誰にも核を使わせないことを
改めて心に刻んだ。

核の脅威に恐れをなしていたのは、
レット隊のキャンサー・カフカも同じだった。

彼女は、ウィルゲムが港に停泊した情報を得ると、
ミリシャが核兵器を所有してディアナの身に迫るの
ではないかと危惧し、隊を出動させた。








-感想-

ギャバン・グーニーを失って、
感傷に浸ろうとするソシエは、ロランにだけには
涙を見せなかったり、心を開いているのは、

ソシエにとってギャバンは好きになっても
いい存在で、ロランとは離れたくない
存在なのでしょう。

グッと来たセリフ①も、ああは言っていますが
少なからず心境の変化はあって、心の奥底では
ロランの言っていることを認めているのだと思います。

それにしても、厳密に言えばソシエの仇は
民間人の殺傷を禁じたディアナというよりは、

その命に背いたディアナ・カウンターの
パイロットのハズなのですが、それには
気付くことは無いんでしょうかね。




今回のグッと来たセリフ②で、
更に地球も月もどっちもどっちという
印象が更に強まるのですが、

バックに流れる『月の魂』という挿入歌が
正直言ってちょっとやかましいような気も…。

そして、この場面に合っているのだか
合っていないのか悩ましい『月の魂』なんですが、

てっきり作曲されたのが冨野監督ご本人だとばかり
思っていたのですけど、もちろん違っていました。

確か、作詞だけでなく作曲もなさった
曲があったような気がしたのですが、
私の勘違いかな?




-次回予告-

ウィルゲムは、南にあるマニューピチュを目指して出発した。
当然、ディアナ・カウンターの追撃があるわけで、僕は
ソシエお嬢さんとの連係プレーで迎え撃った。

どこかで、ディアナ様が見守ってらっしゃると信じて…。

次回、∀ガンダム、“追撃!泣き虫ポゥ”

南の海に、風が跳ねる

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