『∀ガンダム』を全話語ってみる(第27話)

第27話 夜中の夜明け



脚本:高山治郎
演出:鳥羽聡・森邦宏
絵コンテ:斧谷稔
作画監督:後藤雅巳・菱沼義仁
1999年10月15日放送




-グッと来たセリフ-

「~だめですよメシェーさん!
後退です! ここは危険です!(ロラン)」

「ギャバンのスエサイド部隊が
苦戦してるんだよ! うわぁっ!(メシェー)」

「これは命令です! 核兵器は一発でも
ノックスの街を消してしまうほど威力の
あるものなんですよ!(ロラン)」




-あらすじ-

地球帰還作戦を一から再考するため、
また、禁忌たるザックトレーガーを
使った者を処罰するため、

親衛隊のハリーと共にディアナは
ソレイユに戻ることになった。

一方、新しい発掘現場で作業を続ける
ゼノア隊はMAのようなものを掘り出し、

更に掘り進めると放射性物質を示す
マークの付いたケースを発見する。
それは核ミサイルであった。

そんな時、同じく坑道を調査していた
ミリシャのスエサイド部隊もその場に遭遇する。

シドに言わせると、その発掘場所は
“ロストマウンテン”と呼ばれ、山師なら
絶対に近づかない場所らしい。

ロランはソシエやメシェーらを連れて
ギャロップを出動させるが、情報を嗅ぎ付けた
レット隊も現場へ向かっていた。








-感想-

今回は核弾頭が起爆してロストマウンテン一帯が
吹き飛んだり、ソシエの婚約者であるギャバンが
犠牲になってしまう話で、

映画版ではロランの

「何でこんな物つくったんですかぁぁぁぁっ!」

という絶叫が印象的な話だったんですけど、
TV版ではこのシーンは無いようです。




あと、モビルスーツの動力源として
核融合炉が搭載されている、という設定は

『機動戦士Vガンダム』
辺りから出たような気がするんですけど、

そうすると、ファーストシリーズでは
サイド内でも地球上でもバカスカ爆破
しまくっていたのはどうなんでしょう。

ファーストの場合は経費節減のための
カットの使いまわしが多かったから
なのかもしれませんが、

この設定の登場は色んなことへの
足枷になってしまうような気がしますね。

というか、これだけ時間が流れておきながら、
そして、黒歴史上何度も戦争がありながら、

エネルギーや放射能に対する技術は、
全く進まなかったのでしょうかね。




それはともかく、今回の話は一言で言えば
“知らないということは恐ろしい”ということを
絵に描いたような話だったんですが、

逆に核兵器の威力をミリシャ側が知っていたら
それはそれで、力の均衡が崩れて話が
ややっこしくなっていたのかも。

自分たちにそれが自由に制御できるか
どうかというのは、別の問題に
なってしまうんでしょうね。




-次回予告-

敵も味方も焼き尽くす、黒歴史の恐ろしさを
知ったゼノアさんは、核爆弾を、地中深くに
埋め戻すようにと、僕に頼んできた。

その頃、ディアナ様とキエルお嬢さんは、
フィル少佐の魔の手から、逃れなければ
ならなくなっていた。

次回、∀ガンダム、“託されたもの”

黒い風は時代を戻す…。

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