『∀ガンダム』を全話語ってみる(第23話)

第23話 テテスの遺言



脚本:大河内一楼
演出:山口美浩
絵コンテ:斧谷稔・工堂紘軌
作画監督:戸部敦夫
1999年9月10日放送




-グッと来たセリフ①-

「ハハハ…ロランが来てくれるとは
思わなかったなぁ(キース)」

「フランは来ることは無いの?(ロラン)」

「俺がミリシャにもディアナ・カウンターにも
パンを売るのが面白くないみたいなんだ。
(キース)」

「だからこそ、この辺りは戦いの無い
中立地帯になっているのでしょう(ディアナ)」




-グッと来たセリフ②-

「グエン・ラインフォードは結局戦争を
面白がっている、違いますか?(キース)」

「えっ…? というよりも、
新しい技術を知って有頂天になってると
感じます(ディアナ)」

「それが戦争を拡大させちまうんですよ、
軍事技術って、大人の男のおもちゃなんですから。
男はすぐにそういう物を使いたがるんです(キース)」

「男のおもちゃ…おもちゃを使いたがる…。
殿方ってそうなんでしょうね(ディアナ)」




-グッと来たセリフ③-

「この髭はガンダムの系譜の物なんだよ!(テテス)」

「ガンダムっ?!(ロラン)」

「機体の刻印は、Aの文字を逆立ちしたようにも見える。
ターンするAにも見えるけど(テテス)」

「バグかエラー表示ですよ!(ロラン)」

「形式コードだろ! ターンAガンダムとかさっ!(テテス)」

「それが何だってんです(ロラン)」

「黒歴史を生んだ張本人…宇宙移民を虐めた
張本人のガンダムなんだ!(テテス)」




-グッと来たセリフ④-

「あなたのやっていることは、
自分に苦難を呼んでいることなのですよ!

月での恨みを持ってくるのではなく
地球の人々の考えを身に着けてみませんか!
(ディアナ)」

「ムーンレィスに成りきろうとしても、
先代に地球人がいたお陰で母は苦労した…。

この恨みは地球人のあんたにはわかるもんかっ!
(テテス)」






-あらすじ-

ソシエ・ハイムはスエサイド部隊の
ギャバン・グーニーより、藪から棒に
プロポーズをされる。

あまりにも突然だったためにソシエは
動揺して答えを出せないまま
その場を去ってしまう。

一方、キエルに扮するディアナとともに
パンの調達の為キースのパン工場を
ギャロップで訪れたロランだったが、

ディアナはその工場長がディアナ・カウンターの
士官ではないかと疑っていた。

そして、その工場には“建国宣言”の
際にディアナの暗殺を企てた
テテス・ハレの姿もあった。








-感想-

今回はそろそろ物語が折り返し地点を迎える為か
ぐっと来たセリフがいくつも登場したのですけど、

まず①なんですが、私は思わずマクドナルドが
出店している地域とは戦争にならない、

という都市伝説のようなものを思い出しましたね。

そりゃ、やっぱり経済が発展して
誰もが潤うことが出来れば、戦う理由の一つは
失われるでしょう。




次に②なんですけど、“大人の男のおもちゃ”とは
なかなか的を射た表現なのかもしれませんし、
グエンの本質はそうなのかもしれません。

次に③なんですけど、実は直近にあたるシリーズの
『機動戦士Vガンダム』では、ザンスカール側の
パイロットの何人かは

ほぼ同じ趣旨のことを言ってたりするんですけど、
『V』は知名度が低いせいか、あんまり話題に
ならなかったようです。

最後に④なんですけど、これが結果的に
ディアナがソレイユに戻るきっかけとなったんでしょうか。

他にも地球に関わることになって
ムーンレィスに闘争本能が蘇ったようなことを
第21話でミラン執政官がいっていましたが、

その辺も関係ありそうですね。

いずれにせよ、現時点ではなんとも
言い切れない状態ではありますが。




あと、今回ミドガルドは初登場となったのですけど、
あの寝間着は一体何なんでしょうね。

どう見ても怪しさ満々なので、偽装したというよりは
ムーンレィス独特のセンスなのかもしれませんね。




-次回予告-

ソシエお嬢さんが婚約なさったなんて、
僕には自棄になったとしか思えない。

その上、ホワイトドールの偽物まで現れたりすれば、
戦いは芳しくない方に進む。

だから、ディアナ様はある決心をなさった。

次回、∀ガンダム、“ローラの遠吠え”

風の出口はあるのだろうか…

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