『∀ガンダム』を全話語ってみる(第22話)

第22話 ハリーの災難



脚本:高山治郎
演出:森邦宏
絵コンテ:森邦宏
作画監督:戸部敦夫
1999年9月3日放送




-グッと来たセリフ①-

「ホワイトドールは例外的に新しいようじゃが、
2345年以上前であることは確かだ(シド)」

「地球の歴史年号以上に古いのですか?
スモーと同系統のMSと見ましたが…(ハリー)」

「見た目はそうでも、違うのだ(ホレス)」

「おまけにパーツごとに作られた年代が
違うときたもんだ~(シド)」




-グッと来たセリフ②-

「あの宇宙船を破壊しに来たのですか?(ディアナ)」

「はぁ…恥じております(ハリー)」

「何をですか?(ディアナ)」

「御身がこのような場所にあることを
気付かずに…!(ハリー)」

「怪しまれます!(ディアナ)」








-あらすじ-

配給する食料も不足しがちになり、
ムーンレィスからの脱走者が後を絶たず、
ミラン執政官は業を煮やしていた。

フィルは脱硝者がキングスレイの
宇宙船発掘現場に集結していると睨み、
見せしめの意味も含めて

総攻撃を加えようとしていた。

それを知ったディアナに扮するキエルは、
もはやディアナ・カウンターを
収めることへの限界を察し、

親衛隊のハリーにキエル扮するディアナを
連れ戻す勅命を下す。

ハリーは宇宙船の発掘現場でディアナを
発見するが、彼女はソレイユに
戻ることを激しく拒んだ。








-感想-

この回ではキエルに扮したディアナを見て
ハリーはキエルではなく『ディアナ様』と
呼んでいたので、

ハリーはソレイユのディアナがソシエであることを
知っていたかのようにも受け取れるんですけど、

ロランがディアナのことを
『キエルお嬢様』と呼んだ際には
ちょっと戸惑って見せてるんですよね。

結局入れ替わりを知っていたのか否か
まだはっきりしないのですけど、

その結果によっては“建国宣言”撤回後の
ディアナに対するセリフの解釈が変わってきますね。

また、この時点でディアナ本人がソレイユに
戻ることを拒絶したのも、ちょっとした謎ですね。

キエルがどうにかできると踏んでいたのでしょうか。




あと、ちらほらと主役機である∀ガンダムの
情報が断片的に明かされるように
なってきたのですが、

前回ホレスが“偉大なる敵”と称していたのに
ハリーは“宇宙移民者を苛め抜いた”と語っていて、
この解釈の違いも興味深いですね。




それから、戦闘シーンで以前
「Iフィールドを使ってみる」
というようなセリフがありながら

その結果が描写されていなかったのですが、
今回、ホレスの調整で使用できるように
なったらしいので、

その辺の細かい伏線も回収されていました。





-次回予告-

キースのパン工場は、思いのほか繁盛して、
ミリシャもディアナ・カウンターも
お客様にしていた。

そんな工場に、テテスさんが
働いていたことから事件は起きた。

“ガンダム”という言霊に捕らわれた、
悲しい事件だと思うしかない。

次回、∀ガンダム、“テテスの遺言”

風がすすり泣いた…。


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