『機動戦士ガンダムZZ』を全話語ってみる(第3話)

第3話 エンドラの騎士



脚本:遠藤明吾
演出:横山広行
絵コンテ:杉島邦久・横山広行
作画監督:山田きさらか
1986年3月15日放送




-グッと来たセリフ-

「リィナ、元手が要らずにできる仕事って言えば、
屑鉄拾いしかないだろう(ジュドー)」

「皿洗いでもベビーシッターでも、
仕事はいくらでもあるわ! 私も働けば…!(リィナ)」

「お前は学校に行って勉強するだけでいいんだ。
お前まで俺みたいになることはない(ジュドー)」

「じゃ、お兄ちゃん自分のやっていることは
子供として良くないって、わかってんじゃない(リィナ)」




-あらすじ-

Zガンダムを盗むため、改めて港へ向かうジュドーたちは

アクシズからの派遣された艦艇と鉢合わせすることを避けて
コロニー内部に身を潜めようと飛来したアーガマと遭遇し、
ジュドーはプチモビを駆って再度侵入を試みる。

アーガマの内部に潜り込むことに成功したジュドーだったが、

その時、港に停泊したアクシズの艦艇エンドラより
指揮官マシュマーセロ自らがMSで出撃し、
アーガマに対し降伏勧告を通告してきた。








-感想-

資料が古くて不正確かもしれませんが
公式宇宙世紀年表によると
U.C.0088 2.29に

「アクシズ、ジオンの再興を宣言、ネオジオンを呼称する。
ネオジオン、各サイドに制圧部隊を送る」

とあるんですけど、そうするとマシュマーも
シャングリラコロニー制圧の為に派遣された
ことになるのでしょうか。

『ZZ』では物語をわかりやすくする為か
あまり作品世界全体を俯瞰した状況説明が
されないんですけど、

作り手側からすると、その辺の枝葉の部分よりも
ジュドーの活躍を描く方が優先されたのかもしれませんね。

ちなみにマシュマーはこの時点でも

「私はマシュマー・セロ。アクシズの
巡洋艦エンドラの指揮官である」

と“アクシズ”と名乗っていたりします。




それと、やっぱり『Z』の反省点に立って
作られているんだなぁと思うのは、

マシュマーのガルスJとジュドーのZの
一騎打ちのシーンなんですけど、

“ファースト”と同様にアクション性が強化されていて
単なるビームライフルの撃ち合いで
終わってないんですよね。

とはいえ、これは乗っていたのがジュドーだったからで
カミーユが健在だったらマシュマーごときライフルの一撃で
撃墜させていたかもしれないのですけど、

この辺にも物語の方向性の違いが
見受けられるように思います。




それにしても、妹を良い学校に入れるために
阿漕なことをしようとして金を稼ごうとする
ジュドーの姿は

格差が広がり、雇用や経済も停滞を見せる
現在の世相でも十分通用しそうな気がしますね。

奇しくも『ZZ』が放映されたのはバブル期ではあったのですけど、
ジュドーの行動は閉塞感の漂う現状打開の
一つの答えを示しているのかもしれません。

ひょっとした、現在放送中の
『機動戦士ガンダムUC』
の根底のテーマも同じものなのかもしれませんが、

UCの場合は難しいセリフに頼りすぎていて
自然に頭に入ってこないような印象を持っています。


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