ドラマ『スクール☆ウォーズ』を全話語ってみる(第24回)

第24回 花園に飛べ千羽鶴



1985年3月23日放送
脚本:大原清秀
監督:岡本弘




-グッと来たセリフ-

「~正直言って、ラグビーに未練はあります。
しかし、選手に厳しくするからには、監督も己に
厳しくなければなりません。

滝沢さん、難しいもんですね、
技術も心も全うな選手を育て上げるっていうのは…。
(相模一高勝又監督)」




「た、滝沢君! どうして調べないんだ!
犯人はあの子達に決まってるじゃないか(岩佐校長)」

「かもしれません、しかし、そうだという
確証は何一つありません。そうでないという
可能性もあります(滝沢賢治)」


「だからだから! 
だからどうして調べない?!」


「しかし万が一、
あの子達の仕業でなかったとしたら
どうなります?

疑われたということだけで、あの子達の
心は深い傷を負います。軽々しく疑われただけで
人がどんなに傷つくか、僕は嫌っていう程見ました。

平山も、八木も――――」


「その時賢治の胸中をよぎったのは、
かつての恩師の言葉であった(ナレーション)」

「~人の心を思い遣るということ、
それが愛というもんや。

相手を信じ、待ち、赦してやること――――」




-あらすじ-

花園に向けた県大会予選が始まるのを前にして
相模一高の練習風景を収めたビデオを見た
賢治は、勝又監督がいないことに気付く。

彼は部の不祥事の責任を取って
監督を辞職していた。

予選は始まり、平山の活躍によって川浜高校は
順調に勝ち進むが、同時に平山に対するマークは
厳しくなり、遂に足を負傷してしまう。

賢治は平山の穴を控えの八木にを使うことにより
この穴を埋めるが、平山は自分のポジションが
失われるのを恐れ、

その活躍を受け入れることが出来なかった。








-感想-

今回は、どうして第21回~最終回まで
私が“平山編”とせず、“完結編”という括りの
名称にしたのか、よく分かる話ではないかと思います。

早い話が、キャラクターとしての
魅力に欠けるんですよね。

ハッキリ言って、器が小さい上に、
イケメンでキャプテンと言う要素が見事なまでに
マイナスに働いてしまってます。

ただ、これは、前キャプテンの大木や前々キャプテンの
光男と比較すると登場時期が遅すぎたという
ハンデもあるかと思うのですが、

やっぱり設定にもう一工夫が
欲しかったですね。




既に一度、“川浜ラグビー部が強くなるにつれて
話がつまらなくなる”と書いてはいるのですが、

そんな中でも今回はスクールウォーズらしい
話が展開されたと思います。

でも、これを最後に以後の話は、
やっぱり普通のラグビー物のドラマに
なってしまっているように思いますね。

本作の魅力は、ラグビーそのものではなくて、
ラグビーを通して生き方のようなものを
見つめ直すところにあると思います。




余談ですが、今回岩佐校長の口から
「君は刑事には成れんよ!」
という言葉が漏れたんですが、

まさかこれは滝沢先生役の山下真司さんが
『太陽にほえろ!』
でスニーカー刑事役をやっていたことに対する
ギャグなんでしょうか?!







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