ドラマ『スクール☆ウォーズ』を全話語ってみる(第23回)

第23回 下町のヒーロー



1985年3月16日放送
脚本:大原清秀
監督:江崎実生




-グッと来たセリフ-

「コラッ、コラーッ! バカモノー!
お前たちはこれが見えんのかーっ!
コラーッ! 甘利君、警察、警察ーっ!(岩佐校長)」




「少年の夢を叩き潰そうと言う暴力に、
賢治は怒りを抑えることが出来なかった。
(ナレーション)」




「わかんねぇ人だなっ!
……すいません、この始末、俺がつけますから。
(下田大三郎)」




「清川…よせや…。
お前もヤクザの三下なんかやってるところを見ると、
碌な育ちじゃねぇんだろ。

(中略)

刑事さん、こいつの処分、
なるべく軽く済むようにしてやって下さい…。
お前、刑が終わったら、まともに働けよ…ん?
(下田大三郎)」




「私は思い知らされたよ、偉い人は
偉人伝の中にばっかりいる訳じゃなくて、町の中、
自分の隣にいるもんだって事を――――。

あんまり身近に接していると、
人はその偉さに気が付かない。
(岩佐校長)」




-あらすじ-

川浜高校ラグビー部は、コーチに
ウェールズ出身のマークを向かえ
国体に出場したものの、

決勝戦で城南工大高に引き分けに持ち込んだが、
それは惜負に近いものであった。

このスランプを脱しようと、賢治は下田大三郎が
作った商店街ラグビーチーム“浜っ子クラブ”の
練習を参考にするが、

清川だけは著しい不調を脱しきれずにいた。








-感想-

今回でまさかの下田大三郎が
亡くなってしまうのですが、山崎加代に続いて
やっぱり“やり過ぎ”感は否めないですね。

これも急遽そうなったという訳ではなく、
第1話をご覧になれば予定されていた
ことが分かるかと思います。

ただ、山崎加代と違ってネット情報によると
モデルとなった方も病気で亡くなられていた様なので
この辺は実話に沿ったのかもしれません。

とはいえ、なにやら脚色の方向性が
仁侠映画のような雰囲気になって
しまっていましたが…。

面白いのは岩佐校長で、どちらかというと
温和な印象のある山城校長はあまり
現場には出てこなくて、

今回、清川を助けるために
校長自ら駆けつけてきたりして

今回は岩佐校長が山城校長とは違った形で
生徒たちのことを考えていることが浮き彫りになる
いいシーンのように思います。





あと、東北製鉄の正社員となった大木は
結局千葉に転勤となって、光男と圭子同様川浜ラグビー部に
ちょくちょく顔を出すことになりますが、

仙台を本拠地とするラグビー部からは
離れてしまったのは物語的にどうなんでしょうかね。

まぁ、大木はラグビーだけではなくて、
ひとりの社会人として認められたからこその
正社員かではあると思うんですけど、

そもそもラグビーをやりたくて
東北製鉄に行ったハズなのでは…?




それにしても、清川の貧乏風景はどうみても
昭和30年代ですね。

また、どういうわけか、このドラマでは
漫画雑誌が登場すると、当時絶大な人気を誇った

『週刊少年ジャンプ』
ではなく、

『週刊少年チャンピオン』
が映るのは、何か理由があるのでしょうか?!







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