ドラマ『スクール☆ウォーズ』を全話語ってみる(第15回)

第15回 不良教師



1985年1月19日放送
脚本:大原清秀
監督:山口和彦




-グッと来たセリフ-

「学生の本分は勉強するにあり。
滝沢君、この方針のどこが間違っていると
いうのかね?(岩佐邦靖校長)」




「~つまり、学校の勉強なんてものは
その板の幅くらいの狭いものなんだ。

人はそれだけでは生きられん。
人と人との付き合い方、異性の愛し方、
思い遣り、勇気、

そういうテストでは測れないものが、大地のように
人を支えてくれているんだ。(山城前校長)」

「先生は、ラグビーも恋愛も、
広い意味では勉強だと、そうおっしゃるのですね?
(滝沢賢治)」

「ラグビーでも恋愛でもどんどんやらせれば良いんだよ。
子供たちはそれらを通じて、必ず豊かになる。
(山城前校長)」




「校長先生は、生徒たちの一挙手一投足に
目を注いでおられますが、

そうなさらないと気が済まないと言うのは
生徒たちを信用していないからではないですか?
(滝沢賢治)」

「いまどきの出来の悪い生徒が信用できるかっ(岩佐校長)」

「生徒の出来に、今も昔も違いはないと思います。
確かに、校長先生は教育熱心な方です。でも、
熱心であればそれでいいんでしょうか?

勉強も大事ですが、彼らはラグビーもしたいし
恋愛もしたいんです。それが青春です!

それを学校でも勉強勉強と絞り上げたら、
子供たちの安息の場は一体どこにあるんです?!

校長先生が理想となさっている学校は、軍隊若しくは
刑務所に近いものです!」

(中略)

「君は、校長である私に逆らった。
君はまさしく不良教師だっ!」

「私は、生徒たちの為なら、不良教師でも
何にでもなります。みんなが待ってます、もう
行ってもよろしいでしょうか?」




「先生! 大丈夫ですか?(森田光男)」

「あんな校長殴り返してやれば良かったのによっ!
(大木大助)」

「ゴリラは動物園に行けってんだ!(丸茂)」

「そんなことを言うもんじゃない。
“信は力なり”と言う言葉を忘れたのか?

俺は校長先生を信じる…(滝沢賢治)」




-あらすじ-

賢治を赴任させた山城校長は定年退職となり、
川浜高校は岩佐新校長を迎え、新学期となった。

だが、成績至上主義の岩佐はテストの回数を増やし、
平均点以下の生徒に対しては部活動を
行うことを禁止にさせてしまう。

その結果、ラグビー部の練習は僅か
二人だけとなってしまった。




-感想-

“イソップ編”は終了し、ここから物語りは
ターニングポイントを迎えるわけですが、

ヒーロー譚に例えるなら、マスター(山城校長)に
導かれたヒーロー(滝沢賢治)が独り立ちする
ところが描かれたのではないでしょうか。

今まで組織における長である、
校長のサポートがあったからこそ滝沢先生は、
理想に向けて邁進できた訳で、

ここからは、それまでのことで土壌が
出来上がっていたとはいえ、滝沢先生の
真の力が試されるということになるのでしょう。

まぁ、“信の力”と言い換えても
良いのかも知れませんが。




あと、ちょっと面白いのが、
春の話であるのに、滝沢先生が冬以上に
ジャージなどの厚着をしていることで、

おそらくは季節的にいちばん寒い時期に
撮影したんでしょうね。

その為なのか、珍しく今回は桜の花の映像が
挿入されて、ちょっとした季節感が
滲み出ていました。







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