ドラマ『スクール☆ウォーズ』を全話語ってみる(第14回)

第14回 一年目の奇跡



1985年1月12日放送
脚本:長野洋
監督:山口和彦




-グッと来たセリフ-

「~あいつがいなけりゃ、
オレなんて今頃鑑別所暮らしよ…。

けど、これからって時に、
勝手に、死んじまいやがってよ…。

畜生! バタッと一人でサッサとよ!
バカヤロウッ! イソップのバカヤローッ!

…マスター、二、三発ブン殴ってくれないか、
(大木大助)」


「ん?(下田大三郎)」

「このままじゃイソップの顔がチラつきやがってよ、
試合にも何もなりゃしねぇよ。

頼む、思いっきりブン殴ってくれ!
(大木大助)」

「いいだろう、但し、俺の一発はかなり効くぞ。
(下田大三郎)」




「そうだ! 誰だってミスはする。
しかし問題は、そのミスを次にどう活かすかだ。

だが今のお前たちは、たった一つのミスに
もう戦う意欲をなくして、負け犬根性の虜に
なりかかっている!

そんなことでどうするんだ! 
そんな様じゃ、お前たちのゼロ行進は
いつまで経っても終わらん!

イソップが泣くぞ!
貴様らの情けない姿を見て、イソップが
泣いてるとは思わんのか!(滝沢賢治)」




「こんなスモッグだらけの町でも、
星は見えるんだな…(大木大助)」

「そうね…。小さい頃、死んだ人は空に上って
星になるんだって、聞かされたわ。イソップくんは
どの星になったのかしら。

あそこに小さく光ってる――(滝沢節子)」

「やめてくれ、オレにはそんな少女趣味は合わねぇよ」
「大木くん」

「イソップは星になんかなりゃしねぇ。
明日になりゃ焼かれて、灰と一掴み骨になるだけだ。
そうだろ? えっ?! それ以外の何が残るって言うんだよ」

「思い出が残るわ…」
「思い出?」

「イソップくんは、みんなが胸の中に思い出として
残している間は生き続ける事が出来るのよ。

それともあなた、明日彼が焼かれるのと一緒に
思い出まで焼き捨ててしまうつもりなの?

イソップくんは、誰よりも、あなたの心の中で
生き続けたいと望んでいたはずだわ。

その願いを、一掴みの骨と一緒に
埋めてしまうつもりなの?」




-あらすじ-

イソップは死んだ…。

相模一高との練習試合の時間が迫る中、
大木の胸にイソップへの様々な想いが去来する。

試合は、何度となく川浜高校の流れに
持っていくことが出来たが、最後の最後で
決め手に欠けてしまう。

それは、キッカーである光男の心が
雑念に支配されているからだった。




-感想-

前回、前々回の二話が大いに盛り上がった回なので
今回はどうしても後日談と言うか、

この状態で試合に負けたら物語としては
ウソだろうと言うべきか、

ともかく、二話分の内容と比較すると
若干テンションが落ちてしまっているように思います。



そもそも、よく思い出してみれば
相模一高は川浜高校との試合の時点で
既に一試合終えた後での試合なので、

もちろん勝利したのは貴い事ではありますが、
その辺を加味すると手放しで喜んでいいのやら、
ちょっと疑問が残りますよね。

あと、ハーフタイムのときに滝沢先生が
きちんと対相模一高への戦術論を展開していれば
ラグビーのドラマとしての深みも出たように思うのですけど、

とはいえ、そうすると大木や光男の活躍が
霞んでしまうようにも思うので、

この試合が、ラグビー部がイソップによって
一致団結したことによる勝利とするならば、これは
これで良かったのかも知れませんね。

あと、今回相模一高のユニフォームの色が
黄色になっていたのですが、おそらくこれは

川浜高校の新ユニフォームと混同をさける
配慮なのだろうと思います。







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