ドラマ『スクール☆ウォーズ』を全話語ってみる(第10回)

第10回 燃える太陽



1984年12月8日放送
脚本:長野洋
監督:山口和彦




-グッと来たセリフ-

「~いや、アンタの気持ちはよぉくわかるよ。
ワシはアンタの情熱に惚れたからこそ、

こうやって頼まれもしないのにだ、
しゃしゃり出てきたわけなんだよ。

それにしても、そう喧嘩ばやくちゃいかんよ~。
結局はアンタ自身、損することになるんだよ。

いくらね、自分に疚しい事は無いと言っても、
記事になれば、読んだ世間の人は、
みんなアンタが悪いと思う!

そうなりゃだよ、川浜高校のラグビー部を強くしようとする
アンタの行動にもブレーキが掛かることになる。
いいのかね、そうなっても。

(中略)

あぁっ、そうだ、今度遠征があるんだろう?
旅費の足しにでも…。

イヤイヤイヤイヤ、遠慮しないで、
ほんの気持ち、気持ちだよ、それじゃどうも、
ハハハハ…ハハハ。

今度は一点ぐらい取ってくれよ!(内田 玄治)」





「~我々が子供たちにしてやれるのは、
彼らが自分の選んだ道にぶつかっていく為の
やる気を育ててやるということです。

勇気と言い換えてもいいです。
何かをやるには勇気が要ります。

でもその勇気は、どんな大金持ちでも
子供たちに買え与えることは出来ません。
勇気は、どこにも売ってないんですよ。

私は、ラグビーを通じて、素晴らしい物に
いくつも出逢いました。友情、信頼、そして勇気です。

私はこの素晴らしいめぐり逢いを、一人でも多くの
子供たちに味あわせてやりたいんです。

だから私は教師になり、ラグビー部の監督を
やっているんです(滝沢賢治)」




「これが、最期のランパスになるかもしれない、
いや、決して最期にしてはならない。

賢治はこの少年の、ラグビーに賭ける情熱が、
恐るべき病魔を克服することを祈りつつ、
走り続けている―――(ナレーション)」




-あらすじ-

賢治の母校である東都体育大学ラグビー部四軍との
練習試合を半月後に控えたある日、イソップは
練習中に頭を抱え倒れこんでしまう。

彼を病院に搬送し、学校に戻った賢治の前に
それを聞きつけた新聞記者が現れる。

記者は、相模一高戦後の一件を知っており、
賢治を暴力教師として告発するつもりらしい。








-感想-

以前にも触れましたが、このころになると
内容の密度が濃くなって、あらすじから漏れてしまう
エピソードもあるのですけど、

このドラマは場面やセリフの意味合いから
テーマや訴えたいことなどを深読みするというよりも、
純粋にストーリを楽しむドラマだと思うので、

事細かに起きた事を書くのもどうかと思い、
主に話の前半部分を中心にしか触れていませんが

詳細が気になった方は是非本編を
ご覧になって欲しいと思います。




さてさて、今回気になったのは
“水原編”ではどちらかと言えば敵役だった
市議会議員であり、元PTA会長だった、

内田玄治(坂上二郎)が滝沢先生の
協力者になっているところなんですが、

その後の遠征費用のカンパするシーンでの
教師や部員たちの対応や、あるいは新聞記者の
行動なんかも含めて、

心底からの悪い人なんていないっていう
人間の可能性を感じましたね。

まぁ、でもこれは滝沢先生に感化された
結果なんでしょうけど。

それにしても、さすが二郎さんは
欽ちゃんの相棒だけあって小憎らしいオッサンの
役が似合いますね。

今回は結局、力になったのかどうかがハッキリ
描かれませんでしたが、なかなか深みのある
役柄のように思います。




それと、今回丸茂の両親が登場したのですが、
なんとなく母親の声が“未来少年コナン”のジムシーや
“トムソーヤの冒険”のハックに似ているなぁ、

などと思っていたら、どちらも演じていた
青木和代さんでした。

青木さんはドラえもん(第二作目)の
ジャイ子やジャイアンのかあちゃんなんかも
演じられているので、

その実績を認められての起用だったりして?!







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