『銀河鉄道999(TV版)』を全話語りたい!(第37話)

第37話 ミーくんの命の館



脚本:藤川桂介
演出:生頼昭憲
作画監督:飯野皓
1979年6月14日放送

前停車駅:ゴーストコロニー
次停車駅:卑怯者の長老

登場列車:銀河超特急999 




-この回の予告-

「淋しい光は死に別れた悲しみの色。
暖かい輝きは可愛がられた想い出の色。

そこは、命の尽きた動物が主人と別れて集まる星。
主人を偲んで暮らす星。

次回の銀河鉄道999は
“ミーくんの命の館"に停まります」





-プロローグ-

「宇宙には所々理由もなしにとても淋しい場所がある。
そこを通る際は機関車さえも息を潜む。

旅人は申し合わせたようにブラインドを下ろして
外を見ないようにするというのだ(ナレーションより)」




-グッと来たセリフ-

「子猫を抱いてたあの人さ、ここにはあの人しか
いないみたいだね(星野鉄郎)」

「正確に言うと、あの人もいないわ(メーテル)」




-あらすじ-

美しい田園風景の広がる“ミーくんの命の館”
そこには動物たちばかりで鉄郎が999で出逢った
女性以外人影が無かった。

その動物たちは夜半過ぎになると
悲しい鳴き声を上げていた。







-感想-

今回は、原典、と言っていいのかどうかわかりませんが
『銀河鉄道の夜』
を彷彿とする内容でしたね。

また、未来の物語である『999』でありながら、
現実世界の接点をも持つ不思議な
話でもあると思います。

“ミーくん”の名前は第16話にも登場しますが、
どうもネット情報によると、松本零士先生が
飼われていた猫の名前だそうです。

一見、物語の本筋から外れたような
話にも見えますが、命のことを扱っているので
必ずしも外れているとも言えないと思います。

もし、動物たちにも“永遠の命”が
与えられたとしたら、夜空に浮かぶ星空の中から
この星を思う心を育むことが出来るのかどうか、

そもそも、そんな心は必要なのかどうか。

ここでも結論の出にくい問い掛けが為されて
いるのかもしれません。




-エピローグ-

犬や猫と死に別れたことのある旅人は、
時々“ミーくんの命の館”にめぐり逢うことがあるという。

しかし、その星が何処にあったか、
正確に答えられるものはいない。

それは人の心の中にある星だからと、
言う人もいる…。(ナレーションより)





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