北野武監督の映画『みんな~やってるか!』の感想

脚本:北野武
監督:北野武
1995年2月11日公開



-感想-

むか~し観た際には
「う~ん…」
という感想だったのですが、

それから数十年の月日を得て再鑑賞した際の感想も
「う~ん…」
でした。やっぱり。

どうしても、かつてフジテレビの
“火曜ワイドスペシャル”枠で放送されていた

『タケちゃんの
思わず笑ってしまいました』


という番組の二番煎じを観ているような
気分になってしまうんですよね。

実際、“銀行強盗コント(?)”は、
ほぼ同じ内容だったりしますし…。




ネット情報によると、北野監督の狙いとしては

「映画なんか壊してやろうと思って作った作品だけど、
結局何も壊せずに終わってしまった」

らしいのですが、それを踏まえて考えてみると
その片鱗がいくつかのシーンで見られるような気もします。

そこがうまく弾けなかったのは“コント的な笑い”に
拘りすぎてしまった、ということなんでしょうか。

個々のエピソードはそれなりに笑えるシーンはあるんですけど、
物語全体として見た場合に方向性がチグハグしていて、ベクトルが
どの方向に向いているのか掴み辛いような気がします。

喜劇がやりたいのか、コメディをやりたいのか、
社会風刺をしたいのか、ブラックな笑いをやりたかったのか…。

ラストまで観て、今一つ余韻が残らないのは
この辺に原因があるように思います。




あんまり人におススメできる作品とは言い難いのですが、
北野監督作品が好きな人には“ソナチネ”の後に作った
作品としては興味深いのではないでしょうか。

特に、寺島進さんの前作との雰囲気の落差には
笑いましたね。あと、歌がうまいってところも。




あと、ちょっとよくわからないのは
『みんな~やってるか!』
では、結構な女性の裸体や性行為のシーンがあるにも拘らず
全年齢対象作で、

少年漫画が原作である映画、
『HK/変態仮面』
がPG12指定というのはどういう基準なんでしょうか?

やはり、女性の下着を顔に被るっていうのが
マズイんですかねぇ?

それとも、女性の裸体よりも男性の限りなく
裸体に近い姿が問題なんでしょうか?

よくわかりません…。


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