『夢戦士ウイングマン』を全話語ってみる(第12話)
第12話 わ! 美紅ちゃんと初キッス
原作の該当する話
第3巻:「イミテイションの巻」(後半)
第3巻:「シークレットの巻」
第3巻:「スティールの巻」
~あらすじ~
ウイングマンの体力作りのために
早朝から学校に出かけた健太は体育館で
一人新体操の朝連に励む美紅に一緒の練習を誘われるが
リボンが絡まり健太は動けなくなってしまう。
後から来たあおいに健太は助け出されるがあおいは
美紅の微妙な違いを感じ取っていた。
放課後、再び体育館に呼び出された健太は
美紅から好きだと告白される.。だが、そこに
もう一人の美紅が現れる。
二人の美紅に困惑する健太。
しかし、ある行動の後のイメージの違いから
一方をシードマンと見破った健太は
後から加勢に来たあおいとともに
油断した隙に奪われたドリムノートを
取り返しデイシードマン・ティールを退ける。
-感想-
今回は原作ファンからすれば
“衝撃の問題作”なんですよね。
原作ではこのエピソードで、
健太と美紅ちゃんがお互いの気持ちを知ることになり、
また、健太が本当に変身することが出来て敵の存在も知り
二人の絆が深まる重要で大きく盛り上がる話ではあるのですが、
アニメだと“セイギマン”のエピソード(「チェンジの巻(後半)」
「アトラクションの巻」「イミテイションの巻(前半)」)が
省かれてしまっているのは仕方がないとして、
また、告白をされた後の健太の
「僕もうれしかった。美紅ちゃんは僕のこと嫌ってると思ってたから」
という台詞が(シードマン・ロドムスのエピソードが無いので)
まったく意味不明のセリフになっているのも、
まぁ、何とか許せるとしても
結末で美紅ちゃんの記憶を消すという、
原作とは全く逆の展開にしてしまってますからね。
普通の感覚であればこの改変は到底受け入れられないでしょう。
しかも、アニメではこのエピソードの前に健太が
「みっつ美紅ちゃん愛してる~!」
と何度も叫んでいたり、
また美紅ちゃんも、健太と一緒に登校したり、
健太の部屋で勉強したりで、
余程鈍い人間でもない限り
お互いの気持ちに気付いているはずですけどね。
初期回での細々とした改変が
原作で物語の転機ともなる大いに盛り上がる
エピソードを台無しにしてしまっているのは
なんとも残念な話ではあります


