オレの「俺の唄」も聴いてくれ!~アニソン編~
ホントは、3/21に放送された「アメトーーク~昭和アニメソング芸人~」のすぐ後日ぐらいに記事を書きたかったのですが、ナンヤ、カンヤと色々と忙しくて随分あいだを開けての公開となってしまいました。
ま、それも仕方のないことで、何しろ、HDDに録画した同番組を見たのが23日の朝ですもの。
この時点では、他に書きたいことがあって、ずっとずっと後回しになってしまっていたんですね。
それでも没にせず、本日(3/25)眠い目をこすりながら執筆しているのは、やっぱり好きだからかな、アニメソングが。
日本の音楽市場では、どういうわけだか、恋愛関連のものを謳った曲が支持を集める傾向がありますが、いくら売れるからといって、そればかり売り続けるというのもどうかな、って思います。
恋愛至上主義かのように、「愛」を過剰供給し続けた結果、ストーカーを大量生産することになってはいないでしょうか。
確かに、恋愛は大切なことです。
でも、それが人が生きていく上での唯一ではないはずです。
「恋愛」の威光に隠れてしまって、見過ごしてしまっている何かがあるのではないでしょうか。
そこにスポットを当てている音楽ジャンルのひとつが「アニメソング」だと思うのです。
と、まあ、堅い話はとりあえず脇に置いておいて、今回は「アメトーーク」やこれまでの私の記事で取り上げなかった曲を中心に
オレの「俺の唄」も聴いてくれ!~アニソン編~
を展開していこうかと思います。
なお、今回は分かる範囲内で作詞者、作曲者なども記載します。
●誰がために
作詞:石ノ森章太郎
作曲:平尾昌晃
編曲:すぎやまこういち
歌 成田賢 こおろぎ‘73
いきなり「アメトーーク」でも取り上げられた曲ですが、番組内でも人気が高かったようで、ちょっとほっとしています。
やっぱり、この曲は詞も曲もいいんですよね。イメージも「サイボーグ009」の物語にぴったり合うような気がします。
石ノ森章太郎氏は、他にも自分の作品の主題歌の作詞を手掛けていますが、その中でも、あまり児童層を意識しなかったかのような表現が、異色ともいえるのかも知れません。
これだけカッコイイ曲なのですが、当時放映されたアニメの「サイボーグ009」の方はちょっと原作から離れた内容で、多少なりとも「科学忍者隊ガッチャマン」の影響が入っているのではないのかな、と思います。(念のためもう一度書きますが、原作漫画ではなくて、当時のアニメ版の話です)
●われらガッチャマン
作詞:保富康午
作曲:すぎやまこういち
歌 ささきいさお コロンビアゆりかご会
「ガッチャマン」の唄といえば、最初のシリーズの子門真人が歌う“誰だっ!誰だっ!誰だー!”が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、この曲は
「科学忍者隊ガッチャマンⅡ」
の主題歌です。
歌詞は途中で全メンバーの名前を呼んでしまっていて、最初のシリーズが好きだった人はちょっと興ざめするかも。
どういうことかというと、コンドルのジョーのことなんですが、未見の方もおられるかもしれないので、あまり深くは触れないことにします。
作・編曲はすぎやまこういち氏が手掛けており、クラッシック調の編曲は「誰がために」にも通じていてロマン溢れるカッコイイ曲になっています。
●コスモスに君と
作詞:井荻麟
作曲:すぎやまこういち
歌 戸田恵子
「伝説巨神イデオン」のエンディングテーマです。
OPの「復活のイデオン」も十分イイ曲なのですが、今回はマチルダさんやアンパンマンでお馴染みの戸田恵子さんが歌った曲ということで。
曲もそうですが、詞も味わい深いイイものです。それでいて、見事に「イデオン」の物語というかテーマをきちんと織り交ぜられていると思います。
ちなみに、“井荻麟”とは冨野由悠季監督のペンネームで、ある意味この作品は「ガンダム」と「ドラクエ」のコラボだったといえるかも?!
すぎやまこういち氏は他にも、「マシンハヤブサ」や「勇者よ、いそげ!(ダイの大冒険)」や、アニメではありませんが「帰ってきたウルトラマン」なども手掛けていて、どれも物語を盛り上げるカッコイイ曲です。
●太陽の使者 鉄人28号
日本テレビで放映された、「鉄人28号」の2番目にアニメ化された作品の主題歌です。
この時間帯でいえば、「六神合体ゴッドマーズ」の「愛の金字塔」あたりを取り上げそうなものですが、ここはあえて「鉄人28号」です。
曲も詞も、「燃える」内容です。ロマン溢れる言葉で鉄人の戦いやスペック(?)などを語ってくれます。
聴き終わる頃には、鉄人を実際に動かしたくなっていることでしょう。
「太陽の使者 鉄人28号」は、どちらかといえば「マジンガーZ」の影響が強くて、原作からは少しかけ離れた内容になっているかも知れないのですが、ちょっと前に深夜に放送されていたビジュアル的には原作に近い4番目にアニメ化された作品と比較すれば、童心がときめく部分が多い、という理由で「太陽の使者」のほうを私は選択します。
●夢の舟乗り
作詞:山川啓介
作曲:大野雄二
歌 ヒデタ樹
「夢の舟乗り? あー! あの、“魔境伝説アクロバンチ”のね!」
と、思った人がいれば(って、いるかそんなヤツ!)惜しい、実に惜しいです。アクロバンチは「夢の狩人」です。
この曲はNHKで「未来少年コナン」の後に、東映動画制作で放送された
「キャプテンフューチャー」
の主題歌です。
実は、歌詞そのものはそれほど内容にちなんだものではないのですが、フルサイズで聴いてみると、「キャプテンフューチャー」という作品の存在意義のようなものを表現したものなのかな、などと思います。
歌詞のテーマ的には、武田鉄也の「少年期」と同じような気がします。
ちなみに、作曲は「ルパン三世」でお馴染みの大野雄二氏で、NHKでは他にも「小さな旅」のテーマ曲なども手掛けています。
●テクノボイジャー
作詞:伊達歩
作曲:馬飼野康二
歌 ハリー木村
フジテレビの“魔の時間帯”といわれた土曜日の午後7:30から放映され、やはり短命に終わったアニメ
「科学救助隊テクノボイジャー」
の主題歌です。
“科学救助隊”というと、「サンダーバード」を思い浮かべる方も多いかと思われますが、ネット情報によると、海外ではそれのアニメ版という位置づけらしいです。だからイニシャルが「T・B」なのですね。
歌詞は、おそらく出動の際の隊員の気持ちを表現したものではないでしょうか。曲はその歌詞を十分引き立てる、ノリの良い曲です。
歌い手は、ハリー木村という方なのですが、声の感じが「未来警察ウラシマン」の「ミッドナイトサブマリン」を歌ったHARRYという方にそっくりなのですが、同一人物なのでしょうか。
●疾風ザブングル
作詞:井荻麟
作曲:馬飼野康二
歌 串田アキラ
「ダンバインとぶ」は既に紹介されているので、意表を突いて
「戦闘メカザブングル」
の主題歌です。
これも作詞を担当したのが冨野由悠季監督なので、見事なまでに「ザブングル」の世界観やテーマのようなものが伝わってきます。
作曲の馬飼野康二氏は、同作品の音楽も担当されていて、そちらの方もかなりイイ感じです。
このコンビはエンディングの「乾いた大地」や挿入歌の「HEY・YOU」や「わすれ草」なども手掛けていて、どれも「ザブングル」という作品世界を逸脱していない名曲だと思います。
なお、馬飼野康二氏は他に「魔法の妖精ペルシャ」の「見知らぬ国のトリッパー」や「Theかぼちゃワイン」の「Lはラブリー」、最近では「忍たま乱太郎」の主題歌なんかも手掛けていて、どれもそれぞれの作品のイメージに合ったイイ曲ばかりです。
●海のトリトン
作詞:林春生
作曲:鈴木宏昌
歌 ヒデタ樹
今まで何度となく名前を挙げている、冨野由悠季監督ですが、実を言うとこの「海のトリトン」が監督デビュー作だったりします。
歌詞は、遥かなる未知の世界へ旅立つ少年を勇気づけるかのような内容になっています。
こんなにカッコイイ曲なのに、当初はエンディングとして使用されていたらしいです。
また、この曲をバックに映し出されるアニメーションも、アクションシーンをふんだんに盛り込んだ物語を十分盛り上げるカッコイイものでした。
この、トリトンが持っている「オリハルコンの剣」なのですが、色合いなどからみると、ひょっとしてビームサーベルの原型だったりして。
●きてよパーマン
作詞:藤子不二雄
作曲:古田喜昭
編曲:たかしまあきひこ
歌 三輪勝恵 コロンビアゆりかご会
藤子不二雄ファンでもある私としては、どれかしら取り上げようかと思っていたのですが、「アメトーーク」が藤子不二雄A先生の「プロゴルファー猿」なら、ワタクシは「パーマン」ということで。
作詞は、藤子不二雄先生となってはいるのですが、藤本先生なのか安孫子先生が手掛けているのか、ちょっとわかりません。
そういえば、藤本先生独特の
「ホンワカパッパ」や「ドラリドラリの~」などの個性的なフレーズが歌詞に使用されていないので、もし原作者である藤本先生が手掛けているのであれば、ある意味で異色作です。
歌詞の内容は、どちらかといえば「パーマン」の持つヒーロー性よりも、子供たちの憧れの存在としての側面を表現しているように私には感じます。
多分、「パーマン」はギャグ漫画のカテゴリーに属してしまうかと思うのですが、意外にもしっかりキチンと「ヒーローもの」をしてたりするんですよね。
そのあたりのことは、いずれ記事を改めて書くとします。
●コンディション・グリーン
作詞:田口俊
作曲:TSUKASA
編曲:根岸貴幸
歌 笠原弘子
数多い「機動警察パトレイバー」のオープニングテーマの中でも、もっとも物語にあっている曲だと思います。
また、この曲をバックに流れるオープニングアニメーションも、泉野明視点の警視庁警備部特車二課の活動や活躍が映し出されていて、とてもカッコイイのです。
この曲と、オープニングアニメーションは何だか婦警募集のキャンペーンか何かにそのまま使えそうな気がします。
歌詞も、多分、警察官を志した野明の心構えのようなものを表現しているのではないでしょうか。
私の中では、1,2を争う出来の良いオープニングの一つです。
●銀河鉄道999
作詞:橋本淳
作曲:平尾昌晃
編曲:青木望
歌 ささきいさお 杉並児童合唱団
鉄道ファンでもある私にとって、やっぱりこの曲は外せません。
歌詞のなかでは「銀河鉄道999」とは、一言も言っていないのですが、それ以外の物語を連想するのは難しいでしょう。それだけ、この歌詞が物語の内容にマッチしている証拠なのかもしれません。
また、曲も、駅から列車が出発して疾走しているかのような雰囲気をリズムで表現しているのではないでしょうか。
作曲の平尾昌晃氏は、同時期に先に紹介した「誰がために」や「宇宙海賊キャプテンハーロック」なども手掛けており、どれも従来のアニメソングとは一味違った魅力を持っているといえるのではないでしょうか。
●銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)
作詞:奈良橋陽子・山川啓介
作曲:タケカワ・ユキヒデ
編曲:ミッキー吉野
歌 ゴダイゴ
「アメトーーク」のなかでは、タイアップが何か悪いことかのように言われていましたが、私は必ずしもそうは思いません。
要はやり方の問題であって、こと最近は短絡的というか、あまり深く考えずに強引にこじつけているようなものが多いような気がするのです。
この、劇場版の「銀河鉄道999」の主題歌も、ある意味タイアップから生まれたともいえるのですが、この曲を否定的に捉えている人は私の勝手な想像ではありますが、おそらくは少数派だと思います。
それは、やはり、歌詞と曲が物語のテーマや世界観と一致して、ラストシーンからエンドロールに流れるにあたって映画との相乗効果以上の感動を、観た人に感じさせるからではないでしょうか。
すべてのタイアップがそうであるというつもりはありませんが、どうせ儲けるのだったらもう少しセンスにこだわって欲しいものです。
商売的に考えたって、良質のものは時代を超えて支持され続けるものなのですから、最終的には長期的で安定した利益をもたらすと思うんですけどね。
――――いかがでしたでしょうか
あ、いつの間にやら日付が変わってる!
執筆の途中のちょっと休憩のつもりが、じっくり寝てしまったようです。今日が休みでよかったぁ。
ホントは、
「お願いだからCD出してください!これは日本の文化的損失だ!」
とひそかに思い続けている「機甲界ガリアン」の「ガリアンワールド」なんかも取り上げたかったのですが、そうやって挙げだすとキリがないので今回はここまでということで。
今回の反響が大きければ、次は「特撮ドラマ篇」に挑戦しようかと思います。
ま、それも仕方のないことで、何しろ、HDDに録画した同番組を見たのが23日の朝ですもの。
この時点では、他に書きたいことがあって、ずっとずっと後回しになってしまっていたんですね。
それでも没にせず、本日(3/25)眠い目をこすりながら執筆しているのは、やっぱり好きだからかな、アニメソングが。
日本の音楽市場では、どういうわけだか、恋愛関連のものを謳った曲が支持を集める傾向がありますが、いくら売れるからといって、そればかり売り続けるというのもどうかな、って思います。
恋愛至上主義かのように、「愛」を過剰供給し続けた結果、ストーカーを大量生産することになってはいないでしょうか。
確かに、恋愛は大切なことです。
でも、それが人が生きていく上での唯一ではないはずです。
「恋愛」の威光に隠れてしまって、見過ごしてしまっている何かがあるのではないでしょうか。
そこにスポットを当てている音楽ジャンルのひとつが「アニメソング」だと思うのです。
と、まあ、堅い話はとりあえず脇に置いておいて、今回は「アメトーーク」やこれまでの私の記事で取り上げなかった曲を中心に
オレの「俺の唄」も聴いてくれ!~アニソン編~
を展開していこうかと思います。
なお、今回は分かる範囲内で作詞者、作曲者なども記載します。
●誰がために
作詞:石ノ森章太郎
作曲:平尾昌晃
編曲:すぎやまこういち
歌 成田賢 こおろぎ‘73
いきなり「アメトーーク」でも取り上げられた曲ですが、番組内でも人気が高かったようで、ちょっとほっとしています。
やっぱり、この曲は詞も曲もいいんですよね。イメージも「サイボーグ009」の物語にぴったり合うような気がします。
石ノ森章太郎氏は、他にも自分の作品の主題歌の作詞を手掛けていますが、その中でも、あまり児童層を意識しなかったかのような表現が、異色ともいえるのかも知れません。
これだけカッコイイ曲なのですが、当時放映されたアニメの「サイボーグ009」の方はちょっと原作から離れた内容で、多少なりとも「科学忍者隊ガッチャマン」の影響が入っているのではないのかな、と思います。(念のためもう一度書きますが、原作漫画ではなくて、当時のアニメ版の話です)
●われらガッチャマン
作詞:保富康午
作曲:すぎやまこういち
歌 ささきいさお コロンビアゆりかご会
「ガッチャマン」の唄といえば、最初のシリーズの子門真人が歌う“誰だっ!誰だっ!誰だー!”が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、この曲は
「科学忍者隊ガッチャマンⅡ」
の主題歌です。
歌詞は途中で全メンバーの名前を呼んでしまっていて、最初のシリーズが好きだった人はちょっと興ざめするかも。
どういうことかというと、コンドルのジョーのことなんですが、未見の方もおられるかもしれないので、あまり深くは触れないことにします。
作・編曲はすぎやまこういち氏が手掛けており、クラッシック調の編曲は「誰がために」にも通じていてロマン溢れるカッコイイ曲になっています。
●コスモスに君と
作詞:井荻麟
作曲:すぎやまこういち
歌 戸田恵子
「伝説巨神イデオン」のエンディングテーマです。
OPの「復活のイデオン」も十分イイ曲なのですが、今回はマチルダさんやアンパンマンでお馴染みの戸田恵子さんが歌った曲ということで。
曲もそうですが、詞も味わい深いイイものです。それでいて、見事に「イデオン」の物語というかテーマをきちんと織り交ぜられていると思います。
ちなみに、“井荻麟”とは冨野由悠季監督のペンネームで、ある意味この作品は「ガンダム」と「ドラクエ」のコラボだったといえるかも?!
すぎやまこういち氏は他にも、「マシンハヤブサ」や「勇者よ、いそげ!(ダイの大冒険)」や、アニメではありませんが「帰ってきたウルトラマン」なども手掛けていて、どれも物語を盛り上げるカッコイイ曲です。
●太陽の使者 鉄人28号
日本テレビで放映された、「鉄人28号」の2番目にアニメ化された作品の主題歌です。
この時間帯でいえば、「六神合体ゴッドマーズ」の「愛の金字塔」あたりを取り上げそうなものですが、ここはあえて「鉄人28号」です。
曲も詞も、「燃える」内容です。ロマン溢れる言葉で鉄人の戦いやスペック(?)などを語ってくれます。
聴き終わる頃には、鉄人を実際に動かしたくなっていることでしょう。
「太陽の使者 鉄人28号」は、どちらかといえば「マジンガーZ」の影響が強くて、原作からは少しかけ離れた内容になっているかも知れないのですが、ちょっと前に深夜に放送されていたビジュアル的には原作に近い4番目にアニメ化された作品と比較すれば、童心がときめく部分が多い、という理由で「太陽の使者」のほうを私は選択します。
●夢の舟乗り
作詞:山川啓介
作曲:大野雄二
歌 ヒデタ樹
「夢の舟乗り? あー! あの、“魔境伝説アクロバンチ”のね!」
と、思った人がいれば(って、いるかそんなヤツ!)惜しい、実に惜しいです。アクロバンチは「夢の狩人」です。
この曲はNHKで「未来少年コナン」の後に、東映動画制作で放送された
「キャプテンフューチャー」
の主題歌です。
実は、歌詞そのものはそれほど内容にちなんだものではないのですが、フルサイズで聴いてみると、「キャプテンフューチャー」という作品の存在意義のようなものを表現したものなのかな、などと思います。
歌詞のテーマ的には、武田鉄也の「少年期」と同じような気がします。
ちなみに、作曲は「ルパン三世」でお馴染みの大野雄二氏で、NHKでは他にも「小さな旅」のテーマ曲なども手掛けています。
●テクノボイジャー
作詞:伊達歩
作曲:馬飼野康二
歌 ハリー木村
フジテレビの“魔の時間帯”といわれた土曜日の午後7:30から放映され、やはり短命に終わったアニメ
「科学救助隊テクノボイジャー」
の主題歌です。
“科学救助隊”というと、「サンダーバード」を思い浮かべる方も多いかと思われますが、ネット情報によると、海外ではそれのアニメ版という位置づけらしいです。だからイニシャルが「T・B」なのですね。
歌詞は、おそらく出動の際の隊員の気持ちを表現したものではないでしょうか。曲はその歌詞を十分引き立てる、ノリの良い曲です。
歌い手は、ハリー木村という方なのですが、声の感じが「未来警察ウラシマン」の「ミッドナイトサブマリン」を歌ったHARRYという方にそっくりなのですが、同一人物なのでしょうか。
●疾風ザブングル
作詞:井荻麟
作曲:馬飼野康二
歌 串田アキラ
「ダンバインとぶ」は既に紹介されているので、意表を突いて
「戦闘メカザブングル」
の主題歌です。
これも作詞を担当したのが冨野由悠季監督なので、見事なまでに「ザブングル」の世界観やテーマのようなものが伝わってきます。
作曲の馬飼野康二氏は、同作品の音楽も担当されていて、そちらの方もかなりイイ感じです。
このコンビはエンディングの「乾いた大地」や挿入歌の「HEY・YOU」や「わすれ草」なども手掛けていて、どれも「ザブングル」という作品世界を逸脱していない名曲だと思います。
なお、馬飼野康二氏は他に「魔法の妖精ペルシャ」の「見知らぬ国のトリッパー」や「Theかぼちゃワイン」の「Lはラブリー」、最近では「忍たま乱太郎」の主題歌なんかも手掛けていて、どれもそれぞれの作品のイメージに合ったイイ曲ばかりです。
●海のトリトン
作詞:林春生
作曲:鈴木宏昌
歌 ヒデタ樹
今まで何度となく名前を挙げている、冨野由悠季監督ですが、実を言うとこの「海のトリトン」が監督デビュー作だったりします。
歌詞は、遥かなる未知の世界へ旅立つ少年を勇気づけるかのような内容になっています。
こんなにカッコイイ曲なのに、当初はエンディングとして使用されていたらしいです。
また、この曲をバックに映し出されるアニメーションも、アクションシーンをふんだんに盛り込んだ物語を十分盛り上げるカッコイイものでした。
この、トリトンが持っている「オリハルコンの剣」なのですが、色合いなどからみると、ひょっとしてビームサーベルの原型だったりして。
●きてよパーマン
作詞:藤子不二雄
作曲:古田喜昭
編曲:たかしまあきひこ
歌 三輪勝恵 コロンビアゆりかご会
藤子不二雄ファンでもある私としては、どれかしら取り上げようかと思っていたのですが、「アメトーーク」が藤子不二雄A先生の「プロゴルファー猿」なら、ワタクシは「パーマン」ということで。
作詞は、藤子不二雄先生となってはいるのですが、藤本先生なのか安孫子先生が手掛けているのか、ちょっとわかりません。
そういえば、藤本先生独特の
「ホンワカパッパ」や「ドラリドラリの~」などの個性的なフレーズが歌詞に使用されていないので、もし原作者である藤本先生が手掛けているのであれば、ある意味で異色作です。
歌詞の内容は、どちらかといえば「パーマン」の持つヒーロー性よりも、子供たちの憧れの存在としての側面を表現しているように私には感じます。
多分、「パーマン」はギャグ漫画のカテゴリーに属してしまうかと思うのですが、意外にもしっかりキチンと「ヒーローもの」をしてたりするんですよね。
そのあたりのことは、いずれ記事を改めて書くとします。
●コンディション・グリーン
作詞:田口俊
作曲:TSUKASA
編曲:根岸貴幸
歌 笠原弘子
数多い「機動警察パトレイバー」のオープニングテーマの中でも、もっとも物語にあっている曲だと思います。
また、この曲をバックに流れるオープニングアニメーションも、泉野明視点の警視庁警備部特車二課の活動や活躍が映し出されていて、とてもカッコイイのです。
この曲と、オープニングアニメーションは何だか婦警募集のキャンペーンか何かにそのまま使えそうな気がします。
歌詞も、多分、警察官を志した野明の心構えのようなものを表現しているのではないでしょうか。
私の中では、1,2を争う出来の良いオープニングの一つです。
●銀河鉄道999
作詞:橋本淳
作曲:平尾昌晃
編曲:青木望
歌 ささきいさお 杉並児童合唱団
鉄道ファンでもある私にとって、やっぱりこの曲は外せません。
歌詞のなかでは「銀河鉄道999」とは、一言も言っていないのですが、それ以外の物語を連想するのは難しいでしょう。それだけ、この歌詞が物語の内容にマッチしている証拠なのかもしれません。
また、曲も、駅から列車が出発して疾走しているかのような雰囲気をリズムで表現しているのではないでしょうか。
作曲の平尾昌晃氏は、同時期に先に紹介した「誰がために」や「宇宙海賊キャプテンハーロック」なども手掛けており、どれも従来のアニメソングとは一味違った魅力を持っているといえるのではないでしょうか。
●銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)
作詞:奈良橋陽子・山川啓介
作曲:タケカワ・ユキヒデ
編曲:ミッキー吉野
歌 ゴダイゴ
「アメトーーク」のなかでは、タイアップが何か悪いことかのように言われていましたが、私は必ずしもそうは思いません。
要はやり方の問題であって、こと最近は短絡的というか、あまり深く考えずに強引にこじつけているようなものが多いような気がするのです。
この、劇場版の「銀河鉄道999」の主題歌も、ある意味タイアップから生まれたともいえるのですが、この曲を否定的に捉えている人は私の勝手な想像ではありますが、おそらくは少数派だと思います。
それは、やはり、歌詞と曲が物語のテーマや世界観と一致して、ラストシーンからエンドロールに流れるにあたって映画との相乗効果以上の感動を、観た人に感じさせるからではないでしょうか。
すべてのタイアップがそうであるというつもりはありませんが、どうせ儲けるのだったらもう少しセンスにこだわって欲しいものです。
商売的に考えたって、良質のものは時代を超えて支持され続けるものなのですから、最終的には長期的で安定した利益をもたらすと思うんですけどね。
――――いかがでしたでしょうか
あ、いつの間にやら日付が変わってる!
執筆の途中のちょっと休憩のつもりが、じっくり寝てしまったようです。今日が休みでよかったぁ。
ホントは、
「お願いだからCD出してください!これは日本の文化的損失だ!」
とひそかに思い続けている「機甲界ガリアン」の「ガリアンワールド」なんかも取り上げたかったのですが、そうやって挙げだすとキリがないので今回はここまでということで。
今回の反響が大きければ、次は「特撮ドラマ篇」に挑戦しようかと思います。