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zoom RSS 『Bugってハニー』を全話語ってみたい!(第51話)

<<   作成日時 : 2015/06/28 19:31   >>

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第51話 バグってフィナーレ



脚本:雪室俊一
演出:奥脇雅晴
絵コンテ:井内秀治
監督:永丘昭典、岡崎稔
1987年9月25日放送




-グッと来たセリフ-

「おーい! 愛と勇気の合言葉を教えてあげるよ!(高橋原人)」
「教えてー! 原人!(ミドリ)」

「合言葉は…

Bugってハニー!」






-感想-

ゲームとTVアニメのタイアップ企画というと
最近ではレベルファイブの

『妖怪ウォッチ』
が記憶に新しいところですが、

おそらくその類の元祖というべき作品が
今回取り上げるソフトメーカーのハドソンが関わった

『Bugってハニー』
なのではないかと思います。

この作品のポイントは“Bugってハニー”という
ゲームのアニメ化ではなく

『高橋名人の冒険島』
をベースにオリジナルの設定を加えた
独立した物語である、ということ。




本来であれば、1話から全話語って
行きたいところのなのですが、近所の
レンタルショップには置いておらず、

私も最終回である
第51話しか録画していなかったのでタイトルが
ああなってしまいましたが、

最終回しか録画していなかったのは
初期の話が今一つ楽しめなかったから。

もうかれこれ20年以上前の作品なので
私の記憶違いもあるかもしれないのですが
基本的な物語の筋を追っていくと

トイコン(この世界におけるファミコン?)ランドを
征服するため、悪のキュラ大王は
高橋原人を捕えてしまい、

その救出の為ハニーは現実世界の
ワンナップ、ミドリ、ダルをトイコンランドに
呼び寄せるのですが、

本来であればこの三人が主役級の活躍を
する筈だったんでしょうけど、どうにも今一つ
弾けなかったんですよね。




そのへんが理由なのか定かではないのですが、
意外に早く高橋原人は救出され、

これ以降は逆にこの高橋名人をモチーフにした
原人がキャラ立ちし過ぎて

主人公的存在感がこちらに移ってしまい、
三人の存在が霞んでしまうのですが、

この辺から物語がググッと弾けて面白く
なっていったように思います。

そして、中盤には新たなる敵としてキュラ大王の兄である
ダイキュラーや、原人側にも助っ人なのか何なのか
今一つ分からないカワダチューが加わり、

もともとこの作品は背景がまるでダリの絵画のような
シュールな背景ではあったんですけど、それに加えて
作画の方も遊び心が画面に現れて、

作品全体がいい方向に昇華されて、
やや暴走気味にハチャメチャな雰囲気が終盤まで
一気に展開されることになります。

最終回では、キュラ大王とハニーの姉である
“はちみつ姫”が結婚する流れになるのですが、

このはちみつ姫というキャラクター、
実は当時スタジオぴえろが制作していた
『あんみつ姫』
のパロディであって、

極めてあんみつ姫に近いデザインが
されているだけでなく、声の配役がオリジナルと
同じ小山茉美さんだったというところに

この作品が持っていた“熱気”というものが
理解できるのではないでしょうか。




ラスト、ダイキュラ―も元のいい人に戻り、
現実世界から来た三人を元の世界に戻すことに
協力してくれ、彼らは帰って行くのですが、

なんとなーく、この流れやスラップスティックな雰囲気は
同じくハドソンがスポンサーを務めることになる
アニメ作品

『魔神英雄伝ワタル』
にかなり近く、実際今回絵コンテを
担当した井内秀治氏は、

“ワタル”では監督を務めているので、
ひょっとしたら本作でうまく行かなかった部分の
リターンマッチを“ワタル”で果たしていたのかもしれません。

ちなみにOP曲である

『Bugってハニー』
を唄っているのは高橋名人本人。

第二期のED
『わたしと踊ってくれませんか』
を唄っているのは声優の荘真由美さんで

どちらもいい曲なのですがEDの
“わたしと踊ってくれませんか”は
絶版になってしまったようです。

更に蛇足ですが、ハニーは今でいう
萌え系に当るキャラクターだと思うのですが、
中の人が数年後まさか

『おぼっちゃまくん』
を演じることになろうとは、誰も思わないでしょうね…。




今振り返ってみると、放送当時人気のあった、
あるいは知名度の高いゲームはやはり

『スーパーマリオブラザーズ』
だったと思います。

しかしながら、初のゲームとのタイアップである
TVアニメシリーズは、まだ発売して間もない

『高橋名人の冒険島』
をベースにしたものだった。

この辺りに、他の記事でも触れていますが
家庭用ゲーム文化の普及にハドソンが果たした
役割というのはやはり大きいものだったのではないでしょうか。

今後、ゲームソフト会社の一従業員をモチーフとした
TVアニメは作られないでしょうし、何よりも高橋名人以上の
“名人”は現れないでしょう。

この頃、あるいはPCエンジンが発売された辺りが
ハドソンにとって一番いい時代だったのかもしれませんね。

ハドソンにとって痛手だったのは
メインバンクである北海道拓殖銀行が
破綻したことでしょうか。

それとも某ゲーム企業に吸収されてしまったことでしょうか。

今では会社としてのハドソンという名は
消滅してしまいました。

しかし、同じ時代を過ごした当時の少年たちは、
夢中になったゲームたちと同じようにそのメーカーの
名前も心に留めていることでしょう。永遠に…。



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